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大画面がいい! 音がいい!――テレワーク事始めに最適な“新三種の神器”を試す(2/3 ページ)

» 2020年06月08日 11時50分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

直販PCショップで“テレワークパック”を勝手に仕立てる

 これまで述べてきた要件を満たした上で、しかも価格が控えめ(直販価格で税別5万4800円〜)なのが、マウスコンピューターの法人向けノートPC「MousePro NB5」シリーズだ。

テレワーク マウスコンピューターの15.6型ノートPC「MousePro NB5」シリーズ。光学ドライブの有無で違いはあるが、外観はシリーズを通じて共通だ

 15.6型のフルHD表示に対応した液晶ディスプレイを備え、約19mmのキーピッチを持つキーボードを搭載する。もちろんテンキー付きだ。有効100万画素のWebカメラは液晶ディスプレイの上部中央にある。

 ノングレアのフルHD液晶ディスプレイは、光沢タイプに比べて発色は控えめだが、ExcelやWordを使うようなビジネス用途であれば全く問題なく、何より画面への映り込みが少なくて目に優しいのがうれしい。

 またキーボードは、アイソレーションタイプで入力ミスを抑えられるようになっており、約1.8mmのキーストロークは、確実に「入力した!」という感覚を得られて快適だ。そのため、猛烈な勢いで(不思議と原稿はそれほど速く書けないのだが)キー入力できるのだが、NB5シリーズはそれをしっかりと処理してくれる。実にありがたい。

テレワーク 通常のキーは約19mmピッチを確保する。テンキー部分のキーピッチは約17.5mmと若干狭くなっているが、それでもゆとりがある

 拡張性に関して言えば、有線LAN端子、D-Sub 15ピン端子、HDMI出力端子、USB Type-A(2.0×2、3.0×1)端子、USB Type-C(USB Power Delivery対応)端子などの各種端子の他、DVDスーパーマルチドライブを備える。

 今回試したモデル(MousePro NB510F-2004)のスペックだが、CPUは2コア4スレッドのCore i3-8145U(2.1GHz〜3.9GHz)、メモリは8GB(PC4-19200)、ストレージはSATA接続の256GB SSD(M.2 SSD)で読み書きともに高速だ。無線LAN規格はIEEE 802.11 ac/a/b/g/nに対応しており、BTOでは最新のWi-Fi 6も選べる。

 バッテリー駆動時間も、JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)で約7.2時間と、ちょっとした外出時でも利用できるレベルにある。ボディーサイズは約361(幅)×256(奥行き)×24.1(厚さ)mm、重量は約2.1kgにまとまっている。Officeなしの上記構成で税別7万4800円、10%の税込みでも8万2280円と10万円を下回る。

テレワークに適した“新三種の神器”とは?

 そのようなわけでPCは定まったが、筆者としてはテレワークに欠かせない“新三種の神器”をぜひプッシュしたい。

 まずノートPCに欠かせないアイテムが、液晶ディスプレイだ。売れ筋は21.5型〜23型クラスと聞くが、27型以上の大型タイプも人気があるという。サイズは利用場所にもよるが、今回は机のサイズとのバランスを考えて23型を選んだ。

 PCと同じくマウスコンピューターが扱うiiyamaブランドの「ProLite XUB2390HS-4」で、こちらもNB5シリーズと同じく非光沢で1920×1080ピクセル表示に対応する。もちろん、ノートPCより大きく表示されるので、さらに目に優しい。原稿執筆時の価格は税込み2万4400円だった。

 単純に画面が2倍になることで作業領域が格段に広がり、ビデオ会議で資料を共有しながらメモ書きをする際も困らずに済む。もはや、ビジネス用途でデュアルディスプレイは必須の環境といえるだろう。

テレワーク フルHD表示に対応した23型の液晶ディスプレイ「ProLite XUB2390HS-4」。AH-IPS方式のパネルを採用する。多機能スタンドを備えており、ピボットやスイベルも可能だ

 背面にHDMI端子とDVI-D端子、D-Sub 15ピンの3系統の入力端子を備えているため、最新のUSB Type-C端子しかない、というようなノートPCでなければ、ほとんどのPCに対応可能だ。スタンドへの取り付けも簡単で、アッという間に設定が終わる。各端子用のケーブルが標準で付属しており、買いに走る心配もない。

テレワーク 左からHDMI端子、DVI-D端子、D-Sub 15ピン端子が並ぶ。ほとんどのPCで変換コネクターを介すことなく使える
テレワーク PCとの接続に必要なケーブルが、最初から全てそろっているのがいい

 箱から出して、スタンドを取り付けるだけで済むのも気楽だ。PC本体の設定は会社でしてもらえても、外付けディスプレイ設定のために、家まで情シス担当者に来てもらうわけにはいかない。外付けディスプレイの設定などしたことがない、というような人でも、これなら迷うことなくセットアップできるに違いない。

 輝度や色温度などの設定は、物理ボタンで行っていく。タッチセンサー式とは異なり、どこを操作しているか分かりやすいし、クリック感があるので設定も迷わない。Blue Light Reducerと呼ぶブルーライトを低減する機能があり、それにより眼精疲労やドライアイの予防、体内時計の不調の低減などに効果があるという。

 さらにProLite XUB2390HS-4は、柔軟な調整が可能な多機能スタンドを備えており、左右方向のスイベルだけでなく、パネル部分を縦位置表示にすることができる。Webの画面を見たり、Wordなどのドキュメントを作成したりすることが多い人、プログラミングコードを表示させたい人などには便利だ。

テレワークテレワーク PCもディスプレイも締まりのある黒なので統一感がある。「黒では気分が上がらない」という向きもあるが、仕事に集中するにはこれくらいが良いあんばいだ(写真=左)。ディスプレイ部はピボットが可能だ(写真=右)。Wordなどのドキュメントを多く扱う人やプログラマーなどはこの方が使いやすいだろう

 これで“新三種の神器”のうち、2つがそろった。最後にあの周辺機器を加えたい。

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