フルモデルチェンジしたAmazonの格安タブレット「Fire HD 8 Plus」は買いか?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/4 ページ)

» 2020年06月15日 11時11分 公開
[山口真弘ITmedia]

ワイヤレス充電スタンドは利便性高し

 ここまで見てきた操作は、全て従来のモデルでも対応しており、特に目新しいわけではない。本製品が特徴的なのは、別売のワイヤレス充電スタンドと組み合わせて、スタンドに立てかけると、このShowモードに自動的に切り替わるギミックが用意されていることだ。

 スタンドから取り外すとタブレット、スタンドに取り付けるとスマートディスプレイとして使えるギミックは、非常に合理的だ。なぜなら手に持った状態でスマートディスプレイとして使うことは考えにくく、逆にスタンドに立てた状態でタブレットとして使う機会は、せいぜい動画の鑑賞や、読書スタンドとして使う用途くらいしかないからだ。

Fire HD 8 Plus 別売のワイヤレス充電スタンド。本体、ACアダプター、スタートガイドなどが付属する。ちなみに、これはAmazonの製品ではなく、サードパーティー名義(ANGREAT製)になっている
Fire HD 8 Plus 底面に電源ケーブルを差し込む。スタンドの角度は固定されていて変更はできない
Fire HD 8 Plus Fire HD 8 Plusを載せると充電が開始される。ちなみに出力は5V/1A、9V/1.1Aだ
Fire HD 8 Plus サイズはFire HD 8 Plusにジャストフィットする。Fire HD 8はワイヤレス充電非対応のため、本スタンドを用いての充電は行えない

 ちなみに従来の設定画面では、スタンドに置いた時にShowモードを起動するか否かだけの設定だったが、本製品ではそこに「横向きに置いた時に」という但し書きが追加された。要するに、縦向きに置いた場合はShowモードに切り替わらず、そのままの画面が維持されるということだ。

 この特性を知っておけば、例えば電子書籍やWebページを表示したまま立てかけたいとき、横向きではなく縦向きに置けばよいことが分かる。どちらの状態でも充電は行われるので、Showモードに切り替えたければ横向き、画面を表示したまま充電だけしたければ縦置きと使い分けられる。知っておけば役に立つこともあるだろう。

Fire HD 8 Plus 自動モード切り替えの項目には、従来モデルの設定画面(画面=右)にはなかった「横置きで」というただし書きが追加されている(画面=左)
Fire HD 8 Plus 縦置きで載せた場合、充電は行えるが、Showモードに自動的に切り替わることはない

 ちなみにこのワイヤレス充電スタンド、角度は固定となっている。可変にすると倒れやすくなる危険はあるかもしれないが、枕元のやや高い位置に設置すると、画面が上向きで見づらく感じられることがある。せめて2段階くらいの調節はできてほしかったように思う。

 なおこのワイヤレス充電スタンドは、規格自体は汎用(はんよう)的に使えるQi(チー)に準拠しており、iPhoneなどQi対応デバイスの充電も行える。またFire HD 8 Plusを他のQi対応ワイヤレス充電器でチャージすることも可能で、試した限りではShowモードに自動的に切り替わる機能もそのまま動作した。サイズがジャストフィットしているだけで、専用品ならではのギミックはないようだ。

Fire HD 8 Plus ワイヤレス充電スタンドは一般的なQi規格に準拠しているため、iPhoneなどQi準拠のスマホの充電も(背面コイルの位置さえ合えば)行える

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