未来を創る「子どもとプログラミング教育」

2度あることは3度ある 低価格PCで教育市場奪還を目指すMicrosoftの挑戦Windowsフロントライン(2/2 ページ)

» 2021年11月02日 12時00分 公開
前のページへ 1|2       

「Windows 11 SE」とは何か

 教育市場に向けてはPCのようなハードウェアだけでなく、新しいソフトウェアも準備しているとボーデン氏は報じている。

 同氏の記事では「Windows 11 SE」となっているが、主にTenjinのような低価格の教育市場向けPC向けとなるOS SKUとなっており、学校現場のようなネットワーク上で展開するための仕掛けが施された特別版の扱いのようだ。

 Windows 10のS modeとの違いが気になるが、おそらくはIntuneのようなMDMの管理ソリューションとAzure ADを組み合わせて、ポリシー制御やアプリケーション(コンテンツ)のインストールをリモートで行うもので、昨今のリモート学習ニーズと合わせ、クラウド経由でより柔軟に管理することを主眼に入れていると予想する。

 ZDNetのメアリー・ジョー・フォリー氏が、2021年6月に「Windows 11 SE」というエディションの存在を指摘しており、話自体は荒唐無稽のものではないようだ。

 また同氏はMicrosoft 365 A1の「最大6年間でデバイスあたり38ドル」という新ライセンス価格の存在にも触れており、ハードウェアのみならずクラウドを介した教育市場を明確にターゲットにしたソフトウェアを拡充しつつあることが分かる。

 とはいえ、軸となるハードウェアがなければせっかくのソフトウェアも生きないわけで、その点でTenjinは同社の戦略をドライブするための有力な選択肢になり得る。

 現状、既に「Back to School」の商戦時期を過ぎており、TenjinならびにWindows 11 SEの投入時期を予測することは困難だが、このタイミングで情報が出そろいつつあることから推察して、年内には何らかのアクションがある可能性が高くなったと筆者は考える。興味ある人は引き続きウォッチしていてほしい。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月24日 更新
  1. 日本が舞台のオープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 6」は、土地の空気感まで再現された圧倒的リアルさ 車好きでなくとも絶対ハマる理由 (2026年05月23日)
  2. かわいらしい水色が魅力の「Omikamo 折り畳み式Bluetoothキーボード」がタイムセールで25%オフの5688円に (2026年05月22日)
  3. どんな場面で役立つ? 「サンワダイレクト ペン型マウス 400-MAWBT202R」がタイムセールで23%オフの5380円に (2026年05月22日)
  4. 26万円のASUS製Ryzenマザーが即完売! 33万円引きの特価グラフィックスカードなど秋葉原を騒がせた目玉パーツ (2026年05月23日)
  5. スマホを開かずに天気や予定をひと目で把握できる「SwitchBot スマートデイリーステーション」がタイムセールで14%オフの1万3680円に (2026年05月22日)
  6. Googleが個人向け自律型AIエージェント「Gemini Spark」発表/LGが1000Hzのリフレッシュレートにネイティブ対応した「LG UltraGear(25G590B)」を発表 (2026年05月24日)
  7. メモリ容量が最大192GBに! AMDが新型モンスターAPU「Ryzen AI Max PRO 400」を発表 (2026年05月22日)
  8. バッテリー着脱式! Ryzen AI Max+ 395で驚異の性能をたたき出すポータブルPC「OneXFly APEX」を試す (2026年05月22日)
  9. 小さすぎるモバイルマウス「サンワダイレクト 400-MAWB216GM」が18%オフで販売中 (2026年05月22日)
  10. VAIOが個人向け製品を統一価格で提供する「指定価格制度」を開始 (2026年05月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年