よく見るといろいろと違う? AMD純正の「Radeon RX 7900 XT」「Radeon RX 7900 XTX」搭載グラボを写真でチェック!(2/2 ページ)

» 2022年12月08日 23時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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カードのデザインは似ているが「サイズ」と「厚み」が違う

 ここで、Radeon RX 7900 XTとRadeon RX 7900 XTXの主なスペックをおさらいしようと思う。

  • Radeon RX 7900 XT
    • CU:84基
    • 動作クロック:1500MHz〜2400MHz(ゲームクロックは2000MHz)
    • グラフィックスメモリ:20GB(GDDR6規格)
    • Infinity Cache:80MB
    • 映像出力(AMD設計カード):HDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×2、USB Type-C×1
    • 消費電力:300W
  • Radeon RX 7900 XTX
    • CU:96基
    • ゲームクロック:1900MHz〜2500MHz(ゲームクロックは2300MHz)
    • グラフィックスメモリ:24GB(GDDR6規格)
    • Infinity Cache:96MB
    • 映像出力(AMD設計カード):HDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×2、USB Type-C×1
    • 消費電力:355W

 このように、末尾に「X」が付くかどうかでスペックは微妙に異なるが、両者共に2.5スロット分の厚みを持つフルサイズカードである。Radeon RX 7900 XTについては、冷却機構(ファンとヒートシンク)がバックパネルから“はみ出て”もいる。

 GPU補助電源コネクターは両者共に「8ピン×2」の構成で、冷却ファンは3基構成となっている。ただし、先述の通りRadeon RX 7900 XTXはファンとヒートシンクのサイズが若干大きくなっている。

 GeForce RTX 40シリーズを搭載するグラフィックスカードは、Founders Editionを含めてGPU補助電源コネクターを「12VHPWR規格」としたのに対して、Radeon RX 7900 XT/7900 XTXは従来規格のものを採用した。これはGeForce RTX 40シリーズを搭載するグラフィックスカードで一部報告されていたプラグの溶解を受けた措置だと思われる(参考記事)。

 どちらも“重量級”のグラフィックスカードであるため、カードの奥側にはカードステー用のネジ穴が用意されている。マザーボードやカードをしっかり保護するためにも、ステーの利用は強く勧めたい。

Radeon RX 7900 XT Radeon RX 7900 XTは2.5スロット分の厚みを持つフルサイズカードとなっている
Radeon RX 7900 XT Radeon RX 7900 XTの補助電源コネクターは「8ピン×2」構成である
Radeon RX 7900 XTX 一方、Radeon RX 7900 XTXも厚みは2.5スロット分だが、ファンやヒートシンクが大きくなった影響で、ブラケットから“はみ出ている”
Radeon RX 7900 XTX Radeon RX 7900 XTXの補助電源コネクターも「8ピン×2」構成となっている。コネクター周辺と見比べると分かるが、Radeon RX 7900 XTよりも厚みに占めるヒートシンクの割合(面積)が増している
ブラケット 刻印を見る限り、ブラケットそのものは両モデルで共通である。しかし、それゆえにRadeon RX 7900 XTに対するRadeon RX 7900 XTXの“はみ出し”ぶりがよく分かる
比較 左がRadeon RX 7900 XT、右がRadeon RX 7900 XTX。厚み自体は両者で変わりはなく、樹脂パーツとヒートシンクの比率(面積)に違いが出ている
バックパネル AMD自社開発ということもあってか、バックパネルはかなり凝った作りとなっている
ステー 重量がそれなりにあるカードゆえに、カードステー用のネジ穴も用意されている

 Radeon RX 7900 XTとRadeon RX 7900 XTXの実力はいかほどのものなのか――その実態は、後日別の記事でお伝えする。楽しみに待っていてほしい。

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