ここがちょっとヘン? ネットワーク対応「SwitchBot 屋外カメラ」を使い続けて分かったこと(後編)山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)

» 2023年05月08日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

問題点はいろいろあるが運用コストを重視するならばあり

 以上のように、防水対応を始め屋外設置に適した機能を備えており、また価格も直販で税込み1万1980円と、屋外用のカメラとしては格安なのだが、2万円前後で販売されているGoogle Nest CamやAmazonのRing Spotlight Cam Plusと比べると機能は粗削りで、どうしても価格相応の差は感じられる。

 特に挙動回りは、バッテリーの長時間駆動を売りにするために、かなり無理をしているように思える。初期設定でそうなっているだけならまだしも、挙動を変更できない場合もあるのが困りものだ。ユーザー側としては、頻繁に充電を行ってでも使いたい機能があることも多いので、設定を変更できる余地は残しておいてほしいと感じる。

 こういったことから、本製品の購入を検討するにあたっては、連続駆動時間は利用環境によってもかなりの差があること、またその影響もあって機能面に制限があることを織り込んでおくべきだろう。こうした点がストレスになりそうなら、同じく屋外向けでバッテリー駆動のGoogle Nest Camや、AmazonのRing Spotlight Cam Plusを選んだ方がいい。

SwitchBot 屋外カメラ スマートスピーカー 購入してすぐは必要な機能を見極めるためにさまざまな機能をオンにして使うことが多いので、駆動時間について甘い見積もりは禁物だ

 ただ、いろいろと目につく点はあるにせよ、1万円ちょっとで入手できる防水対応の屋外用カメラはそうそうあるわけではない。この手の屋外用カメラはメモリカード録画に対応した製品は減りつつあるので、それに対応しつつ、さらにクラウド録画も使えるという二刀流も、本製品の持つ優位性の1つだ。

 特にローコストで運用できることを主眼に置くならば、クラウド録画を契約しないことで本体費用+メモリカード代だけで運用できる本製品は、優れた選択肢といっていい。本稿執筆時点でリリースが半年以上遅れている、許可なく台座から取り外された時にアラートを送信する「取り外しアラート」機能さえリリースされれば、より安心できる製品になるだろう。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 超小型レトロオーディオ体験をFIIO「Snowsky ECHO NANO」で スマホリスニングのモヤモヤを解消するかも? (2026年09月08日)
  2. 「RTX Spark」搭載のWindows PCは10月に登場 LAN内のPCを束ねてローカルAI処理を分散・高速化する「NVIDIA PAIR」β版も公開 (2026年09月07日)
  3. 10月に登場する「RTX Spark」搭載PCで見た“不可解な”設定値 次期Windowsで変わるGPUメモリの仕組み (2026年09月07日)
  4. 両手が塞がっていても瞬間解錠できるスマートキー「SwitchBot スマートロック Ultra 顔認証パッド」がセールで20%オフの2万7980円に (2026年09月08日)
  5. 実売1万円台&縦置き対応! ONPUの14型モバイルディスプレイは初心者の強い味方だった (2026年09月08日)
  6. ワコム、Android液タブ「Wacom MovinkPad」シリーズを最大約4.8万円値上げ 9月25日から (2026年09月09日)
  7. 省スペースで静音性に優れた3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」がセールで25%オフの2万9900円に (2026年09月08日)
  8. 再来する“グラボ複数挿し”需要! 220mm径の巨大ファン搭載ケースやFractal新モデルがアキバで話題に (2026年09月07日)
  9. 薄型化とカメラ強化が光る「Pixel 11 Pro Fold」徹底レビュー! Galaxy Z Foldとの比較で見えた“正統進化”の真価 (2026年09月09日)
  10. 天井照明一体型プロジェクター「Aladdin X3 Laser 4K」を試す 4K+3色レーザーで“本気の大画面シアター”に進化 (2026年09月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー