PFUは5月25日、有機ELパネルを採用した軽量設計の15.6型モバイルディスプレイ「RICOH Light Monitor」2モデルを発表、同日から販売を開始する。
ラインアップは有線接続対応(バッテリー非搭載)の「RICOH Light Monitor 150」と、有線/無線対応(バッテリー内蔵)の「RICOH Light Monitor 150W」で、直販のPFUダイレクト価格はそれぞれ6万3600円と7万9200円だ(税込み、以下同様)。
いずれも2022年11月にリコーから販売された法人向けモデル「RICOH Portable Monitor 150BW」と「RICOH Portable Monitor 150」をリファインし、個人向けに販路を変えて投入された形だ。
15.6型有機EL(OLED)パネルを採用した薄型軽量設計のモバイルディスプレイで、有線接続としてUSB Type-Cポート×2を備える。RICOH Light Monitor 150Wはさらに無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)によるワイヤレス接続(Miracast/WPA2-PSK)をサポートする他、最大3時間駆動可能なリチウムイオンバッテリーも内蔵している。
10点マルチタッチに対応し、1920×1080ピクセルのフルHD解像度や300ニトの輝度、DCI-P3で100%カバーの色域、60Hzのリフレッシュレート、上下/左右とも170度の視野角などは従来モデルを踏襲する。
オプションでWacom AES2.0センサー対応スタイラスペン(RICOH Monitor Stylus Pen Type1/9570円)を用意しているのも共通だ。
一方でボディーと一体型のスタンドがシルバーからブラックになり、RICOH Portable Monitor 150BWにあったアクセスポイントを介して最大5台のディスプレイにPC画面を共有する機能などは省かれている。
ボディーサイズは約356(幅)×221.7(奥行き)×4.8〜10.8(厚さ)mmで、重量はRICOH Light Monitor 150Wが約715g、同150が約560gとなる。
なお、現時点ではPFUダイレクト/Amazon店/楽天市場店/Yahoo!店での販売となる。
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