没入感をより味わいたいのであれば、VRヘッドマウントディスプレイの利用が望ましいだろう。PICO Technology Japanでは、パンケーキレンズ採用で薄型、4K+解像度の映像、前後にバランスよく重心を配分して装着感の良い「PICO 4」を展示していた。
試遊できるゲームはレトロ風FPS「COMPOUND」、トレーニング向け「VR忍者道場」、VRアドベンチャー「DYSCHRONIA: Chronos Alternate (ディスクロニア:クロノスオルタネイト)」などだ。
新作の「Memoria」はメタバースを活用したマッチングアプリで、アバターの姿でお見合いが可能だ。マッチングではどうしても外見から入ってしまい、人柄は申し分ないのに……といったことが生じがちだが、同アプリを使えば、相手の本当の人となりを知ることができるだろう。
会場を歩いていて気になったのは、マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」シリーズを試遊に使っているブースが多いことだ。
例えば、USB Type-C接続のドングルを利用した2.4GHzワイヤレス/Bluetoothの同時接続が可能なゲーミングヘッドセット「Arctis Nova 7P White」をゲームショウ内で発表したSteelSeriesでは、試遊用のゲーミングデスクトップPCに「G-Tune PG-I5G60」(CPUはCore i5-13400F/GPUは GeForce RTX 3060を搭載/現在は終売しており、後継モデルはこちら)、23.8型の液晶ディスプレイは「G-MASTER GB2470HSU-5」を設置していた。
インディーズゲームを多くの人に知ってもらうことを目指すゲームパブリッシャーのPLAYISMブースでは、母親が撮影したのと同じ構図を探すパズルアドベンチャーゲーム「The Star Named EOS」や、日本橋を舞台に繰り広げられるメイド喫茶スローライフアドベンチャー「電気街の喫茶店」など12種類のゲームを試遊可能にしていた。
いずれも、各2台ずつ合計24台のゲーミングPCが全て「G-Tune HM-Z390」で、24.5型の液晶ディスプレイはリフレッシュレート144Hz対応の「G-MASTER GB2560HSU」だった。
キャプチャーカードやマイクなど、ゲーム配信向け製品を提供するAVerMedia(アバーメディア)ブースを訪れたときは、タイミングよく「はつめを倒せ! ゲームショウでスト6ガチバトル!」イベントが行われていた。これは、YouTubeをメインにゲーム実況配信をしているゲーマーのはつめ氏を、ストリートファイター6でボコボコにするという企画だ。
上部に吊り下げられたモニターには、プレイ画面が表示されていたため、「こんな激しい動きも描写できるのか」と見入ってしまった。
ここで使われていたのはミニタワーのゲーミングPCが「NEXTGEAR JG-A7G60」だ。内部構造が見える左側面が観客側を向くように配置されており、ブースにサイバーな雰囲気を醸し出していた。
その他、目を引くホワイトカラーモデルの「G-Tune DG-I7G70」や「G-Tune DG-A7G60」なども展示されていた。
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