ストレージでおなじみLexarブースで目を引いたのが、水を満たした水槽内のmicro SDXCカードと、砂漠のような環境で砂まみれになっているポータブルSSDの展示だ。これらはLexar ARMORシリーズの耐衝撃性、防水性、防塵(じん)性を示すためのもので、水没しているmicro SDXCカードは「ARMOR GOLD SDXC UHS-II」と「ARMOR SILVER PRO SDXC UHS-II」、砂まみれの方は「ARMOR 700 USB 3.2 Gen2x2 ポータブル SSD」となっている。
Lexarといえば、「動作が安定していてハズレがないのに、国産品より安いからこっちを買っておこう」という、言ってみれば「コスパの高さ」につられて選ばれることが多いイメージがあるが、担当者は「そういう理由で選んでいただくこともあるが、ハイスペック、ハイパフォーマンスモデルなど、幅広いニーズに答えるストレージを提供しています。どのような層の人でも『Lexarなら、自分に合うものがあるだろう』と感じていただけるのではないでしょうか」と話す。
「読み書き速度が速いということで購入したSDメモリーカードや(直接書き込むために接続した)ポータブルSSDでも、撮影後に確認したらコマ落ちしていた、というのはよく聞く話だ。Lexar ARMORシリーズなら熱にも強いので安定したパフォーマンスを発揮し、そのような失敗をなくせるという自信があります。安いからではなく、失敗したくないからという理由で選んでもらえたらうれしいです」(担当者)
カメラの性能がアップしたことで保存したいデータ容量も爆発的にアップした。そんなデータを保管しておくストレージ製品を提供しているのがSynologyだ。
Synologyブースでは、10GbE搭載のNASや、初心者でも簡単にパーソナルクラウドを構築できる新製品の「BeeStation」、手のひらサイズでありながら1TBから4TBまでの保存領域を備え、PC内のバックアップフォルダーを指定するだけでバージョン履歴を残しながらリアルタイムにバックアップを取り、出先のPCと自宅のPCのハブとなる「BeeDrive」を展示していた。
BeeDriveに関しては、データ転送の体験もできるということなので、「複数端末の画像ファイルを、ネットワークを介さずに同期したいが、どのようなソリューションがいいのか」と悩んでいるのであれば、ぜひ足を運んでもらいたい。
ストレージ製品を開発、販売しているNextorageのブースで目を引いたのは、大きいSDメモリーカードを掲げた中の人だが、それに反して驚くほどコンパクトなポータブルSSDを展示していた。
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