説明会では、これから発売される新型PCも展示されていた。主要なものを紹介する。
なお、これらの新モデルの日本での展開は未定だ。
「ThinkPad X13 Gen 6」は、13.3型モバイルモデルの第6世代だ。Core Ultra 200H/200Uプロセッサを搭載するIntelモデルと、Ryzen AI PRO 300プロセッサを搭載するAMDモデルが用意されており、最軽量構成は約933gと1kgを切っている。6月から順次発売する予定で、最小構成の税別想定価格は1399ユーロ(約21万8700円)となる。
メモリ(LPDDR5X規格)は最大64GBまで搭載できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、最大2TBまで搭載可能だ。ディスプレイは1920×1200ピクセルの13.3型液晶で、オプションでタッチ対応パネルとすることも可能だ。
バッテリー容量は41Whまたは54.7Whで、いずれもユーザーによる交換に対応している。ボディーサイズは約299.3(幅)×207(奥行き)×17.75(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約933gとなる。
「ThinkPad T14s 2-in-1」は、ハイパフォーマンスを担う「ThinkPad Tシリーズ」としては初めてのコンパーティブルタイプの2in1モデルだ。Core Ultra 200H/200Uプロセッサを搭載することでAI(人工知能)の処理パフォーマンスを高めた他、オプションのスタイラスペン「Yoga Pen」を使うことでビジネスの生産性をより高められるという。6月から順次発売する予定で、最小構成の税別想定価格は1469ユーロ(約25万7800円)となる。
メモリ(LPDDR5X規格)は最大64GBまで搭載できる。ストレージはPCI Express接続のSSDで、PCI Express 5.0規格のモジュールも選択可能だ。ディスプレイはタッチ/ペン入力対応の1920×1200ピクセルの14型液晶で、パネルは電子プライバシーフィルター付きのものを含めて3種類から選択可能だ。無線LANはWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応しており、オプションで5G対応のモバイル通信モジュールも搭載できる。
バッテリー容量は58Whで、ユーザーによる交換に対応している。ボディーサイズは約313.6(幅)×222.8(奥行き)×19.21(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.4kgとなる。
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