第9回 いよいよiPhone上で動き出したアプリ「寺子屋-青りんご-」プロジェクト

» 2010年02月11日 13時50分 公開
[青りんご広報部,ITmedia]

 プロモバイルとソリッドアライアンスのiPhoneアプリ共同開発レーベル「APPARE JAPAN」による、iPhoneアプリクリエーターの育成機関開校を目標としたプロジェクト「寺子屋-青りんご-」。2月最初の講義が2日に開催されました。

PhotoPhoto 紙に書くことでプログラムを理解していくTommyさん。2+10さんのアプリは美しいグラフィックがよく動きます

 「作戦会議」のような講義となった第9回。残すところ3回となった講義で、アプリとしての完成度を高め、実機での不具合をなくし、ストアでの販売とその広告展開を行なうことになります。現在アプリ開発の進度にまだ個人差があるため、それを解決するための手立てが話されました。

 リリースできるアプリになるよう細かな修正や土台作りを引き続き行なっている、という状態の受講生たち。そんな中で今回注目を浴びたのは、2+10さんのアプリ。前回までにグラフィックや動作がかなり完成されてきた2+10さんのアプリですが、実際の動作にはタップやシェイク、マイクなどを多用するため、実機での調整が特に重要になってきます。そのため、現在はiPhoneにアプリを入れて動作の確認を行なっています。

 その動作が実にいい。2+10さんのアプリは青りんごのメンバーからも絶賛されています。リリースをお楽しみに。

 そのほかのメンバーのアプリはというと、まずえのもとさんのアプリは基本となる動作はできており、そのバリエーションの追加やもっと楽しめる要素の追加が必要となっています。また、グラフィックや音楽、音声も重要な要素となるアプリのため、それをどうカバーするかが課題です。

 SUGARさんは、機能を追加したことで動作に不具合が出てしまっていた様子。その場で、受講生全員でソースを確認して解決しました。たった「1文字」。それだけの、それだけだからこそ自分1人では見つけにくいミスが、受講生の協力で解決するのも、寺子屋-青りんご-の醍醐味といったところでしょうか。

 Tommyさんはというと悪戦苦闘中。各アプリのレビュー後は講義時間いっぱいまで不明点の解決に力を注ぎました。

 前述の通り残すところ3回となった講義。平日のメンバー間のやりとりと、休日を使っての補講が今後より活発になりそうですが、無事アプリをリリースすることはできるのでしょうか。

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