KDDIは4月22日、同一法人名義でグループ登録されたau携帯電話間、KDDI電話間、au携帯電話とKDDI電話間の音声通話が定額になるサービス「ビジネス通話定額」の料金体系などを見直すと発表した。改定内容は5月1日から適用される。
同サービスでは従来、au携帯電話同士およびKDDI電話同士の通話に対する月額定額料金と、au携帯電話とKDDI電話間の通話に対する月額定額料金が、それぞれ別に発生していた。新料金体系では、au携帯電話とKDDI電話間の通話を無料に改定し、従来よりも安価で分かりやすい料金体系とした。これにより、au携帯電話番号数とKDDI電話チャネル数の合計に945円を掛けた料金で、企業内の携帯電話・固定電話の通話が実現する。
発信 | 着信 | 改定前料金 | 改定後料金 |
---|---|---|---|
au携帯電話 | au携帯電話 | 945円/1au携帯電話番号 | 改定なし |
KDDI電話 | 945円/1KDDI電話番号 | 無料 | |
KDDIメタルプラス(事業所用) | KDDI電話 | 945円/1KDDI電話チャネル | 改定なし |
au携帯電話 | 無料 | ||
KDDI 光ダイレクト等 | au携帯電話 | 945円/1KDDI電話チャネル | 改定なし |
そのほかの改定内容として、au携帯電話発信のビジネス通話定額に加入する際の携帯電話料金プランに、プランSS、プランS、プランSSシンプル、プランSシンプルを追加。加えて、KDDI電話発信/au携帯電話着信でビジネス通話定額を利用する場合のau携帯電話の最低契約台数を、3台から1台に変更した。
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