ヤフーとディー・エヌ・エーは27日、ソーシャルゲームの事業領域において、業務提携を行うことについて合意した。
ソーシャルゲームは、ゲーム内にユーザー同士の交流機能を持つゲーム。両社はモバイルだけでなくPCにおいても急成長するポテンシャルがあるとし、PC上のソーシャルゲームプラットフォーム「Yahoo!モバゲー(仮称)」を本年晩夏に立ち上げる。Yahoo!JAPANの集客力や総合力、2400万を超えるアクティブユーザーID数と、DeNAのモバイルで培ったゲーム開発・運営ノウハウ、1800万人を超えるモバゲータウンの利用者基盤を融合させる狙いで、モバゲーAPIを用いたゲームデベロッパーによるゲーム開発により、マーケット規模の拡大を目指す。
「Yahoo!モバゲー(仮称)」では、利用者がPCとモバイル双方から同一ゲームを利用できる仕組みを提供。Yahoo!JAPAN IDとモバゲータウンIDの連携による相互利用の実現を目指す。PC向けには、モバゲータウンのソーシャルゲームや定番タイトルの移植、新ゲームの開発・展開、既存ソーシャルグラフの展開を行う。
また、ゲームデベロッパーが同一ゲームをPCとモバイルの双方で展開できる開発環境やプロモーション環境を整備する。
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