富士フイルムは8月23日、携帯電話からイントラネットのWebページにアクセスして、業務関連情報の閲覧や入力が行えるSaaS型サービス「Keitai Remoteイントラアクセス」の提供を開始した。
Keitai Remoteイントラアクセスは、イントラネット上にあるWebページを携帯電話の機種別に最適化した画像に自動変換する携帯電話専用ブラウザ「GT-Browser」を搭載し、携帯電話からでもPCからイントラネットを閲覧するのと同じ画面イメージのまま、各コンテンツの閲覧やボタン操作、テキスト入力などができるサービス。
PC用管理ツールにユーザーIDとパスワードをあらかじめ設定しておくことで、イントラネットログイン時の携帯電話からの入力を省略できるほか、携帯電話からアクセス可能なイントラネットのページを指定できる。また、ユーザーIDとパスワードの入力だけでなく、独自の暗号化キーによる各端末とSIMカード双方の認証も合わせて実施しているため、アクセスできる携帯電話の制限や、携帯電話紛失時などに特定の携帯電話からのアクセスの停止も可能だ。
価格は導入数などによって変わるが、1人あたり月額850円程度になる見込みで、多人数で一括導入すればディスカウントも受けられる。ターゲットは中堅企業や大企業。
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