KDDIは3月1日、Android向けセキュアプラットフォームを採用したセキュリティ管理サービスの提供を発表した。サービスは、モトローラ・モビリティ社の子会社、Three Laws of Mobility(3LM)が開発したもの。8月を目処に、法人向けにサービスのトライアル提供を始める考え。
3LMのAndroid向けセキュアプラットフォームは、アプリではなくOSレベルでのセキュリティ機能を実現する。主な機能は、(1)管理者によるリモート端末制御や位置情報管理、アプリケーション管理、カメラなどのデバイス管理が可能な「モバイルデバイスマネジメント」、(2)端末とユーザー企業のシステム間におけるデータ通信を暗号化する「セキュアエンタープライズリンク」、(3)端末およびSDカード内のデータを暗号化し、マルウェアから端末を保護する「アンドロイドデバイスマネジメント」の3つ。複数の携帯電話メーカーが3LMに賛同し、同プラットフォームの採用を表明している。
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