エフセキュアが2月10日、Android端末向けのセキュリティソリューション「エフセキュア モバイル セキュリティ」を発表した。4月中旬をめどに、自社のオンラインストアおよびパートナー企業から販売する予定だ。個人ユーザーも直接アプリを購入して導入できる。
エフセキュア モバイル セキュリティは、Android端末のウイルス対策やスパイウェア対策、紛失・盗難時の位置特定と遠隔からのデータ消去、操作ロックといった盗難対策機能を提供する。
法人向けに提供する場合は、管理用ポータルサイト上でセキュリティ情報やライセンスの設定/監視などを一括管理できるほか、ユーザーの利用状況をリアルタイムに取得可能。個々のユーザーにメッセージを届ける機能もある。
またブラウザ保護やペアレンタルコントロールなど、安心・安全にスマートフォンを使うための機能も用意する。例えばオンラインショッピングやTwitter、Facebookなどを利用する際に、ユーザーが危険なWebサイトにアクセスしないよう警告したり、子どもがスマートフォンを使う際に、悪影響を及ぼす可能性のあるサービスやコンテンツに対して利用制限をかけたりできる。
価格や販売形態については、現時点ではまだ決まっていないこともあり、4月の発売前に改めて告知するという。
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