スマートフォン購入の女性、9割がアクセサリーも購入調査リポート

» 2011年06月29日 18時06分 公開
[ITmedia]

 アイシェアは、女性のスマートフォン選びの基準に関する調査の結果を発表した。調査は6月14日から同16日まで、同社の無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の20代から40代の女性会員を対象に実施したもので、有効回答数は968人。このうち既婚、無職の「専業主婦」は191人。

 調査によれば、現在の所有端末がスマートフォンである女性は16.7%。専業主婦では12.6%がスマートフォンユーザーだった。所有率は全体の1割半程度だが、昨年と比較してスマートフォンへの興味が「高まっている」と回答したユーザーは「とても高まっている」が17.0%、「少し高まっている」が35.4%となり、合わせて52.5%が昨年よりも興味を持っていることが分かった。年代別に見ると、興味が高まったとするユーザーは20代では53.3%、30代では56.1%、40代では48.6%となっている。

 次の機種変更で「スマートフォンにしたい」という女性は全体の38.2%だった。現在スマートフォンを使用している女性では、88.3%が次回の機種変更でも購入を考えており、一度使うと手放せないアイテムである様子がうかがえる。

 実際の購入や利用に対しては、現在の端末を購入する際、「理想の本体カラーがその機種になかった」と全体の29.0%が回答。また、端末本体が「重い」と感じるという意見が45.1%に達している。

 現在の端末本体のほかに、スマートフォンアクセサリを購入したユーザーは92.0%で、購入金額は「3000円未満」が58.4%と半数以上を占めている。内訳は「1000円未満」が7.4%、「1000円〜2000円未満」が26.2%、「2000円〜3000円未満」が24.8%。他方で「5000円以上」と回答したユーザーも20.8%と、少なくない。実際に購入したアクセサリは「液晶画面保護フィルム」が94.0%、「本体カバー」が92.6%で上位を占めた。

 屋外でスマートフォンを利用することがあるかという質問には、72.2%が「頻繁にある」と回答。「たまにある」の26.5%と合わせると、合計98.8%が屋外で利用していることが分かった。そのうち49.4%が、太陽光でディスプレイが見づらくて困った経験が「ある」と回答している。

 現在使用頻度の低い機能があるかについては、全体の81.0%が「ある」と回答した。使用頻度が低いのは、Bluetoothが65.3%、おサイフケータイが65.1%、音楽プレイヤーが59.1%、ワンセグが51.1%と並んでいる。

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