コラム
» 2009年07月17日 23時39分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:iPhoneをおサイフケータイにするケース なぜかAndroid風にも……

おサイフケータイへの対応は、iPhoneのみならずスマートフォン全体の課題といえるだろう。そこでiPhoneとICカードを一体化できるケースを導入してみたのだが、なぜかAndroid風にもなってしまった。

[平賀洋一,ITmedia]
photo サンワサプライのiPhoneシリコンケース「PDA-IPH62CL」を装着。前からみると普通のシリコンジャケットだが……

 「iPhone 3GS」発売後、ガラケー(ガラパゴスケータイ)を長く使ってきたユーザーが“iPhoneだけでいいかも”と口にしているのを良く耳にするようになった。

 2008年に発売されたばかりのiPhone 3Gは、キャリアのプッシュメールも絵文字もワンセグも使えないスマートフォン然としたものでユーザーを選ぶ面があったが、幾度かのソフトウェアアップデートや「TV&バッテリー」の発売などで、ケータイユーザーのほとんどのニーズに応えられるようになった。

 iPhone 3GSはハードウェアも改善され、処理速度やカメラ機能が向上し、電子コンパスも搭載された。さまざまなアプリが充実したことで機能を次々と増やせることもあり、ハイエンドな“ガラケー”を使ってきたユーザー層も無視できない存在になったといえるだろう。

 とはいえ海外製のスマートフォンだけに、ある大きな課題が残っている。それが「おサイフケータイ」への対応。昨年のiPhone 3G発売直前にも「Phone 3GにVIEWカードを貼る」という記事が掲載されているが、現状では端末背面にFeliCaを使ったICカードを貼り付けるのが唯一の方法といえそうだ。

photophoto 背面にICカードを収納できる

 そこで見つけたのが、サンワサプライのiPhoneシリコンケース「PDA-IPH62CL」。背面部分にカードを入れるスペースがあり、端末とカードを一体化させられる。ケースはさらさらとした質感でこの時期特有のベタつきもなく、帯電防止加工のおかげか、ポケットに入れてもホコリが付きにくい。Dockコネクタ部分は空いているので、ケースを装着したままPCと同期できるし、ストラップホールやディスプレイを保護するフィルムが用意されているのもうれしい。

photophoto ケースの内部。iPhoneの曲面を吸収しつつ、四角いICカードを収納できる。製品には、ディスプレイの保護シートと、ICカードとiPhoneがこすれてキズが付くのを防ぐ緩衝材も入っている

 当然ながらICカードは複数のサービスに対応していないし、モバイルSuicaのような専用アプリがあるわけでもない。そういう意味で本当のおサイフケータイとはいえないが、とりあえず“格好は”おサイフケータイになったといえる。

 ただ、四角いカードを収納するため、サイズが増してしまい、iPhoneのフォルムからかけ離れたものになってしまうのが難点といえるだろう。また、クリアカラーだとICカードのデザインが丸見えになってしまうのも考えものだ。

photo PASOMOが丸見えなので、Androidな娘のプリントアウトを挟んでみた

 そこでケースが半透明なのを生かすべく、例の娘のプリントアウトを重ねてAndroidな痛iPhoneにしてみたのだが、iPhoneユーザーとして何か大切なものをなくしたような気がする今日このごろだ。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.