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» 2012年05月14日 15時16分 UPDATE

スマートフォン&モバイルEXPO2012:鏡に近づくと情報が映る――Android搭載の「スマート洗面台」

セラク開発の「スマート洗面台」は、見かけは普通の鏡だが、近づくとニュースや天気が表示される情報端末だ。「Androidと洗面台?」というミスマッチ感が来場者の興味を引いた。

[張筱,ITmedia]
Photo 「スマート洗面台」の外観

 「日常生活で使うシーンが多々ある鏡に、姿見以上の価値を提供したい」――そんな企画から生まれたのがセラクの「スマート洗面台」だ。見た感じは普通の鏡だが、この洗面台はAndroidを搭載し、日常生活にマッチさせた近未来的な情報端末として開発されている。

 スマート洗面台では、ディスプレイとAndroidを搭載したハーフミラーに近づくと、赤外線センサーが感知して画面に情報が映し出される。Wi-Fi経由でリアルタイムなニュース、電車の運行情報、天気予報を確認できる。3Gの通信モジュールを搭載することも可能。鏡には、4つのセンサーが埋め込まれており、各センサーに手をかざして操作する。例えば、下部のセンサーに触れると使用水量を表示・記録することができる。上部のセンサーではカメラで顔を撮影して記録できる。床に埋め込まれたBluetooth対応の体重計で測定するヘルスケア機能も備える。

PhotoPhoto 鏡に近づくと天気やニュースなどの情報が映る(写真=左)。蛇口がついた形状はEXPOでお披露目となった(写真=右)

 2011年5月に初代スマート洗面器が展示されてから改良を重ね、今回は洗面台フォルムでのお披露目となった。「Android OSで制御することの利点は、ランニングコストやOS代が安価、マシンが低スペックで済み、消費電力も少ないこと。自由にカスタマイズする汎用性があるのもAndroidならでは」(説明員)。

 公共施設、店舗、空港など、多くの人が集まる場所で、デジタルサイネージとしての利用を想定しており、「『鏡』『洗面台』であることが親しみを湧かせるため、多くの人にに注目される表示デバイスとなるだろう」と説明員は話していた。一般ユーザーへ向けには、不動産への導入や、洗面台前に立つ高齢者の姿を記録し、クラウド経由で家族が他の端末から確認する、といった生活に密着した利用が検討されている。

PhotoPhotoPhoto 「スマート洗面台」の背面(写真=左)。手をかざして操作する(写真=中央)。体重を量って記録することも可能(写真=右)

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