4.5インチで幅63ミリ、IGZO搭載のコンパクトスマホ――「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」Hybrid 4G LTE対応

» 2013年09月30日 15時17分 公開
[村上万純,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」は、女性でも持ちやすい幅63ミリのコンパクトなボディながら、フラッグシップモデルの「AQUOS PHONE Xx 302SH」と同等のパフォーマンスを発揮するハイエンド端末だ。2014年2月下旬以降の発売を予定している。

photo 「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」

 通信サービスは、下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G(AXGP)」と下り最大110Mbpsの「SoftBank 4G LTE(FDD-LTE)」にそれぞれ対応。OSはAndroid 4.2を採用し、プロセッサーにはQualcommのSnapdragon 800シリーズに属する「MSM8974」(2.2GHzクアッドコア)を採用する。システムメモリ領域として使うRAM容量は2Gバイト、ストレージとして使うROM容量は16Gバイトだ。バッテリーは取り外し不可で、容量は2120mAh。用意した省エネ設定機能とあわせて2日間の動作に耐える。

photo カラーバリエーションは、ターコイズ、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、ゴールド、ライトピンク、ビビットピンクの8色を用意

 1080×1920ピクセル、487ppiの高精細・高密度な4.5インチフルHDディスプレイの液晶パネルには「IGZO」を導入し、消費電力を抑えた。3辺狭額縁設計で端末の左右と上部のフレームを限界まで狭め、端末正面に占めるディスプレイ面積の割合が75%と高い。

photo

 メインカメラは有効約1310万画素CMOSで、F1.9の明るいレンズ「BrightEye」と薄暗い場所でも明るく撮影できる画像処理技術「NightCatch」を採用し、夜景撮影に強い。ズームしても画像が粗くなりにくい「美ズーム」、背景をぼかした「近接撮影」機能も搭載する。カメラをかざすとリアルタイムで英文を日本語に表示する「翻訳ファインダー」、ブラウザに表示した英文を日本語に翻訳する「翻訳キャプチャー」も追加した。

 UI(ユーザーインタフェース)に関連する機能として、履歴、お気に入り、ミニアプリなどの機能を一度に表示する「クイックランチャー」を用意した。「DTS Sound」サラウンド技術で高音質・長時間の音楽再生を可能にし、本体にイヤフォンを差すと自動でアプリが起動して前回の続きから再生できる。

 防水(IPX5/IPX7)性能、おサイフケータイ、赤外線通信、テザリングなどの機能も利用できる。ワンセグは視聴できるが、フルセグには対応していない。

photophoto 端末上部にあるイヤフォンはキャップレスの防水仕様(写真=左)。端末下部(写真=右)
photo 右側面に電源キーがある
photo 左側面

 カラーバリエーションは、ターコイズ、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、ゴールド、ライトピンク、ビビットピンクの8色を用意。コンパクトサイズということもあり、女性向けのカラーをそろえている。

「AQUOS PHONE Xx mini 303SH」の主な仕様
OS Android 4.2
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974/2.2GHzクアッドコア
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約63×124×9.8ミリ
重さ 未定
連続通話時間 未定
連続待受時間 未定
バッテリー容量 2120mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS(F1.9、AF、手ブレ軽減)
インカメラ 有効約120万画素CMOS
メモリ ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト
外部メモリ microSDXC(4GバイトのmicroSDを同梱)
ディスプレイ 約4.5インチフルHD(1080×1920ピクセル)IGZO液晶
ボディカラー ターコイズ、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、ゴールド、ライトピンク、ビビットピンク
主なサービス・機能 防水(IPX5/IPX7)、Bluetooth(4.0)、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、プラチナバンド、ワイヤレスプリント、AV家電リンク(スマートファミリンク)、Miracast、USBホスト機能、G-SHOCK連携 ほか

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