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» 2013年11月25日 19時46分 UPDATE

2億突破から約4カ月:LINEが3億ユーザーを達成 社員らがイベントで祝福――「次は5億を目指す!」と森川社長

LINEは11月25日、スマートフォン向け無料通話・メッセージアプリ「LINE」のユーザー数が、全世界で3億人を超えたことを発表した。LINE本社では、3億ユーザー達成の瞬間を迎えるためのカウントダウンイベントが実施された。

[佐野正弘,ITmedia]

3億ユーザー突破を社員一同で祝福

 2011年6月にサービスを開始した、スマートフォン向けの無料通話・メッセージアプリ「LINE」。その後日本だけでなく、アジアを中心としてヨーロッパや南米など、世界的に会員数を急拡大し、1月18日には1億人を突破したことで大きな注目を集めた。それから1年に満たない11月25日、LINEは登録ユーザー数が3億人に達することとなった。

photophoto LINEが3億ユーザーを達成した瞬間(写真=左)。LINEの社員がくす玉やクラッカーで3億ユーザー達成を盛大に祝った(写真=右)

 そこでLINEでは、東京・渋谷のLINE本社でLINEの社員が一堂に介し、3億ユーザー突破を記念したカウントダウンイベントを実施した。イベントを開始した14時30分時点で、すでに3億人まであと3000人を切る状況であるなど、急速に会員を増やしている様子が見て取れた。

 その後もLINEの会員数は順調に伸び、14時36分についに3億ユーザーを突破。社員全員がクラッカーやくす玉などで3億人達成の瞬間を祝った。

次の目標は5億 LINEのストーリーを拡大

photo 3億ユーザー達成を祝福する、LINEの森川社長

 続いて会場には、LINEの代表取締役社長である森川亮氏が登壇。「LINEはアジアから南米、そして他の国々にも広がっている。3億ユーザーを達成できたのは、世界中で頑張っている社員達のおかげ。来年は5億を目指す」と、さらなるユーザー数の拡大に向け、ユーザー数を拡大していく方針であることを示した。

 その後、サービス開始当初からLINEの企画を担当した稲垣あゆみ氏をはじめとして、LINEの主要なサービスに携わっている社員達が次々と登壇。3億ユーザー達成の感想を述べた。稲垣氏は「3年弱前からサービスを見守ってきて、厳しいユーザー獲得数を目標としてきたが、3億まで達成することができた。5億ユーザーの達成はすごく大きな目標かもしれないが、LINEを愛しているユーザーやチームとともに達成していきたい」と話し、新たな目標に向けた抱負も述べている。

photophoto LINEの企画を担当する稲垣あゆみ氏をはじめ、LINEのサービスに携わる社員が次々と3億ユーザー達成の感想を述べた(写真=左)。舛田氏は次の目標に向け、チーム一丸でチャレンジすると抱負を述べた(写真=右)

 そしてイベントの最後には、LINEの執行役員である舛田淳氏が登壇。「LINEを企画した時に導き出されたのは、身近な人達とのコミュニケーションだった。そして今、LINEを使っている3億のユーザー、1人1人がストーリーを持っている」と、LINEが持つコミュニケーションの特性が多くの人に受け入れられているとした。それを示す例として舛田氏は、タイでLINEにまつわるストーリーを募集したことについて触れ、「投稿された多くのストーリーが、家族や友達などとの愛にあふれていて嬉しかった」と話している。

 その上で舛田氏は「より多くの人達にどうやってストーリーを届けるのか、意識しながらチャレンジしていきたい。我々は歴史を作っている。1億人達成時は(LINEのチームを)世界最高のチームと話したが、今後は誰も追いつけないくらい素晴らしいチームにしていく」と、社員一丸となって次の目標にチャレンジしていくと意気込みを見せた。

今後の海外戦略や上場については?

 会の終了後に実施された囲み取材では、主に海外展開や上場に関する質問が相次いだ。森川氏は海外戦略について、「アジアからヨーロッパに拡大し、スペインから現在は南米にまで拡大している。今後はインドやブラジル、アメリカなど規模の大きな国について取り組んでいきたい」と話している。

photo 森川氏と舛田氏は、囲み取材で今後の海外展開や上場などについて語った

 だがこうした地域は、WhatsApp Messangerや地場系のメッセージサービスなどが高いシェアを占めていることから、「ある程度口コミで広がり、確信が持てたタイミングで現地化を進め、価値を提供していきたい」と森川氏は答えている。またWeChatやWhatsApp Messangerなどが総ユーザー数ではなく、アクティブユーザー数を公表していることについて、森川氏は「LINEも今後(アクティブユーザー数に)変えていきたい」ことを明かした。

 一方で上場の可能性について、森川氏は「さまざまな可能性を考えている。あらゆる可能性を検討中だ」と、従来通りの回答を繰り返した。

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