MMD研究所は、11月27日に「スマートフォン利用者のLTEネットワークに関する意識調査」の結果を発表した。調査対象はLTE対応スマートフォンを所有しているNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクモバイルのユーザー各600人計1800人で、調査期間は11月14日〜11月18日。
本調査によれば、5段階評価で「つながりやすさ」を聞いたところ「とてもつながりやすい」「ややつながりやすい」と答えたのは全体の55.5%。キャリア別ではソフトバンク利用者が58.7%と最も高く、auは54.5%、NTTドコモは53.2%となった。
6カ月前との比較では「つながりやすくなった」が39.8%、「どちらでもない」が52.3%、「つながりにくくなった」が7.9%。また「通信速度」では、全体の37.7%が「通信速度が速くなった」と実感したという。
また、全体の72.7%が「パケ詰まり」を経験しており、頻度については「ほぼ毎日」が16.8%、「2、3日に1回程度」が22.2%、「1週間に1回程度」が21.5%となっている。キャリア別で最も高いのはドコモの75.8%で、auが73.0%、ソフトバンクが69.2%という結果になった。
さらにネットワーク通信に何らかの不満を抱えるユーザーは63.3%で、不満要素については「通信が不安定」(55.2%)、「通信速度の遅さ」(41.1%)、「パケ詰まり」(29.3%)が上位を占めている。
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