沖縄本島を襲った台風8号の影響で、一部地域で携帯電話サービス(音声通話とパケット通信)が利用しにくい状況となっている。原因は停電や伝送路の故障など。各キャリアの状況は以下のとおり。
7月7日の22時ごろから、沖縄県のうるま市、国頭郡伊江村・金武町・東村、糸満市、島尻郡渡嘉敷村・南風原町、南城市、豊見城市、国頭郡恩納村・今帰仁村・本部町、中頭郡西原町、島尻郡渡名喜村、那覇市で、ドコモの携帯電話が利用しにくい状況となっている。FOMAとXiの両方が対象。名護市は復旧した。
ドコモは台風8号に伴う復旧エリアマップも公開している。
7月8日の7時40分ごろから、沖縄県の沖縄市、南城市、石垣市、宮古島市、うるま市、国頭郡(恩納村、伊江村)、島尻郡(伊是名村、久米島町、座間味村、渡嘉敷村、渡名喜村)、中頭郡(西原町、中城村、北中城村、読谷村)、名護市、国頭村でauの携帯電話が利用しにくい状況となっている。
7月8日の2時ごろから、沖縄県のうるま市、南城市、糸満市、国頭郡東村、大宜味村、島尻郡久米島町、座間味村でソフトバンクの携帯電話が利用しにくい状況となっている。
7月8日の2時ごろから、沖縄県の糸満市、中頭郡北中城村、国頭郡宜野座村で携帯電話が利用しにくい状況となっている。
7月8日の5時ごろから、沖縄県の島尻郡座間味村、島尻郡渡嘉敷村、糸満市、宜野湾市、南城市、うるま市、名護市、国頭郡本部町、国頭郡恩納村と、鹿児島県の大島郡、与論町でウィルコム端末が利用しにくい状況となっている。
今回の通信障害に伴い、各社は災害用伝言板と災害用音声お届けサービスを提供している。
災害用伝言板へのアクセスは以下のとおり。
災害用音声お届けサービスは、ドコモは「災害用キット」アプリから、auは「au災害対策」アプリから、ソフトバンク、イー・モバイル、ウィルコムは「災害用伝言板」アプリから利用できる。
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