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» 2014年08月27日 18時15分 UPDATE

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第56回 iPhoneで花火をきれいに撮るには

花火大会に行くと、iPhoneで写真を撮っている人もよく見かけますが、なかなかうまく撮れませんよね。花火は苦手な被写体の1つなのですが、なんとかきれいに撮る方法を紹介します。

[荻窪圭,ITmedia]

 ええ、タイミングを思いっきり外しているのは重々承知であります。花火であります。

 iPhoneで花火を撮るって話はずっとやりたかったのだけど、普段鑑賞してる花火大会がどちらもちょいと遅くて、こんな時期になっちゃったのである。たいへん申し訳ない。もうとっくに旬は過ぎているのだけれども、まあ多少参考にでもなりますれば。来年ぜひ活用してくださいまし。

iPhoneで花火をきれいに撮るのは難しい

 そんな花火だけれども、iPhoneが苦手とする被写体の1つで、ぱっと見てぱっと撮ってもなかなかうまくいかない。何も考えないで撮るとこんな写真になる。

iPhoneで花火 思いきり手ブレ
iPhoneで花火 思いきりピンボケ

 1枚目は大きく手ブレしております。これはもう撮る時に気を付けるか、なるべくブレないようしっかり構えたり、どこかに置いたりするしかない。肘をどこかに付いたり、自分がどこかにもたれたりと、自分自身がブレないよう注意するのもよい。

 2枚目は思い切りピンボケ。そもそも暗いところはピントが合いづらい上に、ピントを合わせたい対象がじっとしてないのだからたまらない。iPhone的には「シャッターボタンが押されたのでピントを合わせようとしたけど合わせられなかったのでそのまま撮っちゃったんだよ、おれは悪くない」とでもいいたげであるがこれはちょっとあんまりなでき。

 どうすればいいか。

 まずは「AF/AEロック」を駆使すること。大きな花火が打ち上がったとき、その一番明るいところで長押しして「AF/AEロック」をかけちゃう。で、画面を見てピントや明るさに問題がないなと思ったら本番。

iPhoneで花火 これは動画撮影中の画面だが、静止画でも同じ。こんな風にAF/AEロックをかけると写りが安定する

 次は撮るタイミング。本格的にカメラで花火を撮る時は、カメラを三脚に据え付け、数秒という長いシャッタースピードで光の軌跡を記録するんだが、iPhoneにそんな芸当は無理。

 そこでできるだけハデに写るよう、花火が大きくひらいたタイミング、できれば複数の花火が同時に上がっている瞬間を狙うべし。

 あとは適当なレタッチアプリを使って、トリミングしたり調整したりすればよい。

iPhoneで花火 元の写真
iPhoneで花火 ちょっとハデにしてみた
iPhoneで花火 元の写真
iPhoneで花火 レタッチしたらなかなか鮮やかな花火に
iPhoneで花火 元の写真
iPhoneで花火 こちらもレタッチして派手な感じに
iPhoneで花火 元の写真
iPhoneで花火 ぐっと花火っぽい感じになった

 でもまあiPhoneで花火をきれいに撮るのは難易度は高め。撮ってみないといいタイミングでいい絵になったか分からないというやっかいな被写体なので、たくさん撮ってあとでいいものを選ぶのがよいかと存じます。

実は動画を活用するのがお勧め

 むしろ、iPhoneで花火を撮る時のお勧めは動画。あらかじめAF/AEロックをかけてから撮るとほどよい明るさできちんと撮れるのだ。

 ちなみにこの動画手ブレしてません。なぜならこんなことをしてたから。

iPhoneで花火 カメラの上にiPhoneを付けていたのだ

 花火鑑賞時はどうしてもカメラと三脚がメインになっちゃうのでiPhoneではあまり撮らないんですよねえ。でもこうしておけばいつでもiPhoneでも撮れます。カメラのアクセサリーシューにつけるマウント。iPhoneくらいの軽いものならカメラの上に装着できちゃうのだ。

 iPhoneにはマンフロットのKLYP+を使って三脚穴を装備しているので、このように固定できるのである。

iPhoneで花火 カメラの上にカメラ

 まあここまでする人もあまりいないだろうけど、1つの案ってことで。

 最後にもう1つ動画を。

 花火ネタが遅くなって重ね重ね申し訳ない。

 これから花火を見る人はぜひ参考に。

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