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» 2014年11月17日 21時37分 UPDATE

「Nexus 6」で伝説の激ムズゲーム(っぽいもの)に出会った

「Nexus 6」のタッチアンドトライイベントで、とりあえずAndroid 5.0のイースターエッグを確認してみた。

[平賀洋一,ITmedia]

 グーグルとワイモバイルが12月上旬以降に発売する「Nexus 6」(Motorola製)。最新のAndroid 5.0“Lollipop”を搭載したスマートフォンということで、なんといってもバージョン情報に仕込まれたイースターエッグ(隠しコマンド)が気になるという人も多いはず。

photophoto 「Nexus 6」。カラーはダークブルーとクラウドホワイトの2色

 グーグルは先頃、「Nexus 6」など最新デバイスを体験できるタッチ・アンド・トライイベントを開催。会場で、Lollipopのイースターエッグを確認することができた。まずNexus 6で「設定」を開き、「端末情報」内のバージョン情報をひたすらタップ。すると、カラフルな“Lollipop”が登場した。

photophoto Android 5.0のバージョン情報をタップし続けると、Lollipopが登場

 もちろんこれだけでもちょっとした裏技だが、それで終わらないのがAndroidの世界。タップするごとにカラーが切り替わり、さらに続けると、なんと見覚えのあるゲームがスタート……。って、コレ。例の激ムズゲームじゃないすか。

photo さらに続けると見覚えのあるゲームがスタート

 さすがに自機キャラクターがドロイド君に、背景などのオブジェクトもLollipop仕様になっているが、伝説となった難易度と中毒性は「Flappy Bird」そのもの。まさかこんなところで出会えるとは。

マテリアルデザインのAndroid 5.0を写真でチェック

photophoto マテリアルデザインなホーム画面
photophoto 通知画面にはGoogle Nowの“カード”を表示(写真=左)。さらに下にフリックすると設定メニューが登場(写真=右)
photophoto ホーム画面からさらに左にフリックすると、Google Nowが現れた(写真=左)。アプリ履歴もカード型(写真=右)
photophoto カメラアプリは背景ぼかしやパノラマ機能も備えた
photophoto 当然ながらプリセットアプリは控えめ
photophoto 通話アプリや設定画面もシンプルになった

Androidスマホの“リードデバイス”も大型化

 そんなNexus 6は、5.96型(6型といって差し支えないだろう)のクアッドHD表示(1440×2560ピクセル)有機ELディスプレイを搭載している。5〜6型クラスのスマートフォンはファブレットとも呼ばれ、サムスン電子の「GALAXY Note」シリーズがその先駆け的な存在といえるだろう。ファブレットが出た当初はそのサイズ感に戸惑ったものだが、ディスプレイの大型化と高解像度化はその後もとどまることなく、今では5型オーバーのスマホが当たり前になってきた。

photophoto 6型の割には片手でも扱いやすいサイズ
photophoto 側面からみるとかなり有機的なフォルムをしているのが分かる。電源キー、ボリュームキーは左側面に
photophoto 端末の上面(写真=左)に3.5ミリのステレオイヤフォンジャックとNano SIMスロットがある。底面(写真=右)はMicro USB端子があるのみ。底面のほうが断面積が小さくなっている

 Nexus 6のディスプレイサイズもそうした業界全体の潮流と無関係ではないようだ。Androidスマホの“お手本”ともいえるNexusシリーズがこのサイズになったこと、またライバルでもあるAppleのiPhoneシリーズにも5.5型の「iPhone 6 Plus」がラインアップされたことを考えると、これからのスマホは5型後半から6型が標準的なサイズになるのかもしれない。

 Nexus 6のボディサイズは約83(幅)×159(高さ)×10(奥行き)ミリ。画面左右のエッジ部が狭いことと、背面がラウンド状になっていることから、6型ディスプレイの割には持ちやすい。また背面のMotorolaロゴはくぼんでおり、指をかけておくのにも便利だ。

photophoto モトローラのマークがくぼんでいる背面(写真=左)。シルバーに輝くNexusのロゴ。その下にあるのはノイズキャンセル用のマイクだろうか?(写真=右)
photophoto 前面にデュアルスピーカーを搭載した。受話レシーバーと通話用マイクが内蔵されている模様

 しかし持つだけなら問題ないが、片手ですべて操作ができるわけではなかった。これと関連するかは分からないが、グーグルではAndroid Wareを搭載したスマートウォッチとスマホとの連携機能も強化。ちょっとした情報の確認や検索をスマートウォッチ経由で始めれば、スマホがポケットやバッグの中に収まっていてもグーグルのサービスが利用できる点をアピールしていた。また前面にデュアル(ステレオ)スピーカーを備えるなど、コミュニケーションツールであると同時に大画面を生かしたコンテンツプレーヤーとしての性格も強くなっているようだ。

photo Androidスマホは、Android Wareを搭載したスマートウォッチなどとの連携機能も備える。スマートウォッチに話しかけてネット検索を開始し、その結果をスマホに表示する――といった操作ができる

 さてこうしたスマホの大型化は、7型クラスのタブレットが担っていたニーズを吸収する可能性も高い。グーグルはNexus 6と同時に、8.9型(9型)のAndroidタブレット「Nexus 9」(HTC製)を発表。同時に「Nexus 7」が現行ラインアップから外れたが、スマホの「Nexus 5」(LGエレクトロニクス製)は当面販売を継続するという。

photo Nexus 6と「Nexus 9」
photophoto iPhone 6 Plus(高さ158.1×幅77.8×奥行き7.1ミリ)と並べてみた。6型ディスプレイを搭載するNexus 6(高さ159.26×幅82.98×奥行き10.06ミリ)のほうが若干大きい
photophoto 背面もフラットなiPhone 6 Plusに対し、Nexus 6はラウンドフォルムを採用

 グーグルは最近、Nexusシリーズを「リードデバイス」(またはリファレンスモデル)と紹介することが少ないそうだが、“最新のAndroidを体験してもらうのにふさわしいデバイス”というコンセプトはNexus 6でも変わっていないと説明する。格安な「イオンスマホ」に選ばれたこともあるNexusシリーズだが、ファブレット化でユーザー層はどう変化するのだろうか?

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