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» 2015年02月23日 21時45分 UPDATE

沢尻さん出演の新CM完成:NifMo、対応端末に「ARROWS M01」追加――“話し放題”サービスも予告

ニフティは「NifMo」の対応端末に富士通製「ARROWS M01」を追加した。3月に発売する。また6月から通話定額プランを開始することも予告した。大手キャリアの約半額にするという。

[平賀洋一,ITmedia]

 ニフティは2月23日、同社のMVNOサービス「NifMo」の新CM発表会を開催し、沢尻エリカさんが出演するテレビCMをお披露目した。新CMに合わせて、NifMoの通信料金と端末代を1年間無料にする「私がニフモをタダにする。」キャンペーンも開始する。

photo 左から、ニフティ ネットワークサービス事業部長の三浦信治氏、沢尻エリカさん、ニフティ 代表取締役社長の三竹兼司氏

 またNifMoで提供するSIMロックフリースマートフォンのラインアップに、富士通製の「ARROWS M01」を追加することも発表。3月10日から、通信サービスとのセット販売の予約を受け付ける。

photo 富士通製の「ARROWS M01」
photophoto 防水/防じん仕様のボディに4,5型の有機ELを搭載した

 同社代表取締役社長の三竹兼司氏は会の冒頭で、「NifMoは単なる格安スマホではない。目指すのは、品質・サービス・サポートの全てに妥協を許さないこと。その姿勢を現わしているが『次世代ローコストスマホ』という言葉だ。この言葉に最もふさわしいのが沢尻エリカさんで、新CMに起用させていただいた」とあいさつ。

 2014年11月のサービス開始からほぼ3カ月がたち、「一番心配していたのは通信速度とインフラについて。この2つは(通信事業者として)一番ベーシックな機能であり、最も妥協が許されない点。だが日経トレンディ誌の読者調査で1位を頂くことができ、まずはひと安心。ハードウェアについては『ZenFone 5』1機種だけでなく、これから適用機種をふやしていくと名言していたが、発表の通り、3月から国産スマホのARROWS M01を販売する」(三竹氏)と現状を報告した。

 ARROWS M01は、4.5型(1280×720ピクセル)の有機ELディスプレイに有効約800万画素のメインカメラ、1.2GHz駆動のクアッドコアプロセッサ「Snapdragon MSM8926」を搭載したスマートフォン。OSはAndroid 4.4を採用し、バッテリー容量は2500mAhで富士通独自の省電力機能による長時間駆動が特徴だ。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を用意した。NifMoでの販売価格は一括が3万7778円(税別)、分割払いは月1575円×24回。音声通話対応の2GBプラン(月額1400円 ※機器セット割り適用後)と組み合わせた場合、月2975円で利用できる。

photo 24回払い時の支払額は月1575円

 同社ネットワークサービス事業部長の三浦信治氏はARROWS M01について、「国内メーカー製を求めるユーザーが一定層おり、そうしたニーズに応えるモデル。日本製ならではの防水/防じん性能に加え、明るく見やすい有機ELディスプレイ、簡単操作のシンプルホームなども備えている」と紹介した。

定額通話など新サービスも予告

 数あるMVNOのなかでも“NifMoならでは”と言えるのが、提携したECサイトでの買い物やコンテンツパートナーのアプリ利用に合わせて、毎月の料金を割引する「バリュープログラム」というサービスで、ニフティでは一番の差別化ポイントとして打ち出している。三竹氏は「バリュープログラムをご利用頂いているユーザーの平均的な割引額は月400円で、もっと多くの方にもっともっと貯めて欲しいと思っている。中には月1万円を超えている人もおり、会社として良いのか悪いのか分からないが、この人からはまだ基本料金を頂けていない」と、使い方によってはNifMoがタダで使えることをアピールした。

photo 月額900のプランなら400円の割り引きでワンコインになる計算

 もっとも月1万円の割り引きを受けるには相当な買い物が必要になるが、「平均的な月400円の割引額でも、月額900円の2GBプランなら差し引き500円になる。つまりワンコインで使える。これが“次世代”のゆえん」(三竹氏)と説明。「もっと多くの人に、タダでNifMoを使ってもらえるようにしたい」と意気込みを述べた。

 さらに「キーワードは“し放題”」(三浦氏)という新サービスを準備中だ。その1つが、6月ごろの提供を計画している定額制の音声通話サービス「NifMoでんわ」。月額定額制で携帯・一般固定電話への通話がかけ放題になるもので、料金は、大手キャリアが提供する定額制プランの半額程度を目指している。音声定額について三浦氏は、「MVNOをその性質上、データ通信の価格をギリギリまで下げており、通話は従量制にならざるをえない。だが音声通話へのニーズもあることから、NifMoは大手キャリアの半額でかけ放題をやる」と話した。

photo 定額制の音声通話サービス「NifMoでんわ」

 NifMoでんわは回線交換方式ではなくIP電話の仕組みを採用するという。専用アプリから発着信スタイルで、従来の「通話」アプリとアドレス帳や発着信履歴を同期する機能も備える。現在はパートナー企業と準備を進めている最中で、電話番号はIP電話用の050番号ではなく、070/080/090を使う携帯電話番号をそのまま使う可能性もあるとのことだ。

photophoto 定額制のオンラインプリントサービス「NifMoプリント」(写真=左)、バリュープログラムは対象範囲を飲食店などのオフライン領域に拡大する(写真=右)

 このほか夏には、専用アプリ経由でオンラインプリントが定額で利用し放題になるサービスを開始。またバリュープログラムの対象を飲食店などにも広げる計画だ。現在のバリュープログラムはオンラインの利用金額に合わせて割引額が決まっているが、夏以降は実店舗での買い物や飲食なども適用範囲とし、例えば焼き肉を1万円分食べると、半額の5000円分をNifMoの利用料金から割り引く仕組みなどを提供する。

 「今後のバリュープログラムはオンラインだけでなく、オフラインに踏み込む。新サービスが始まるまで、焼き肉を食べるのはちょっと我慢して欲しい。NifMoのスタート以来、サービスの拡充は軸はブレずにやってきた。6月以降の新サービスを皮切りに、今後も新しい取り組みをやっていきたい」(三浦氏)

社員7人が体当たりで沢尻さんを説得 無事にCM出演へ

 ニフティはNifMoのサービスと同時に、沢尻エリカさん出演のテレビCMを制作する「AGREEMENT WITH ERIKA」プロジェクトを発表していた。このプロジェクトは担当者が“総力を挙げて”沢尻さんにNifMoを説明し、CM出演までこぎ着けるというもの。会場にはプロジェクトに志願したニフティの社員7人も登場。新CMに先立ち、メンバーが体を張ってNifMoの特徴や魅力を伝える様子も上映された。

photo 新CMは2月下旬からオンエア予定。NifMoのWebサイトでも2月24日から配信を開始する
photo 「AGREEMENT WITH ERIKA」プロジェクトに参加した7人の写真
photophoto 「NifMo」の新CM発表会に登場した沢尻エリカさん
photo NifMoの「ARROWS M01」を手にする沢尻エリカさん

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