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» 2015年03月09日 15時12分 UPDATE

シャープ、「エモパー」をバージョンアップ――過去のSH機種向けに「エモパーLite」も提供

スマートフォンから話しかけてくれるシャープの「エモパー」がバージョンアップ。話す内容のバリエーションが増加するほか、過去のシャープ端末でもエモパーが利用できるようになる。

[田中聡,ITmedia]

 シャープが3月9日、同社のスマートフォン向けに提供している「エモパー」を「Ver.1.5」へバージョンアップすることを発表した。

 エモパーは、シャープの家電に搭載している人工知能「ココロエンジン」をベースに、スマートフォン向けに開発したエージェント機能。感情を持ったキャラクターが、ユーザーに対して話しかけてくれる。現在、ドコモ向け「AQUOS ZETA SH-01G」、ソフトバンク向け「AQUOS CRYSTAL X」、au向け「AQUOS SERIE mini SHV31」で利用できる。

photo スマホから語りかけてくれる「エモパー」

 シャープがSH-01Gユーザーに実施したアンケート調査によると、すでに約3割のユーザーがエモパーを使用しているという。そのうち、約半数が「とても満足」か「満足」したと答え、不満は「思ったよりもしゃべらない」ことだという。こうした要望を受け、新バージョンでは、ロック画面で振って話す内容や、画面上にテキストで話しかける内容のシナリオ数を20%増加させた。

 AQUOS CRYSTAL XやSHV31で対応しているYahoo! Japanの映画情報や急上昇ワードを話しかけてくれる機能が、SH-01Gでも利用可能になる。あわせて、星座占いを毎日話しかけてくれるようになる。

 エモパーがユーザーの名前を読み上げる際のアクセントも改善し、複数のアクセントを選べるようになる。

 このほか、Wi-Fi接続時に、自宅をより高速で認識できるようになり、GPS測位による消費電力をさらに減らせる。

「emopark」でキャラのダウンロードが可能に

 シャープは公式エモパー情報サイト「emopark(エモパーク)」を立ち上げ、オリジナルキャラクター「秘書 桜田かおる」を配信する。この桜田かおるは、Twitterを中心に話題を集めている1コママンガ「サラリーマン山崎シゲル」の作者、田中光さんが制作したもの。ほかに、SHV31にプリセットしていた「おれんじん」も、emopark経由でダウンロード可能になる。

 emoparkは記事執筆時(3月9日15時時点)はまだオープンしていないが、16時ごろにはオープンする予定。そのタイミングで、エモパーのバージョンアップが可能になる。

photo エモパーの情報サイト「emopark」

シャープの過去機種でもエモパーが利用できるように

 既存のシャープ製スマートフォンでもエモパーが利用できるよう、シャープは3月下旬から、機能を限定した「エモパーLite」をGoogle Playで提供する。Android 4.1以上を搭載した23機種が対象となるが、「AQUOS K SHF31」や「AQUOS PAD」では利用できない。

 エモパーを内蔵したSH-01G、AQUOS CRYSTAL X、SHV31では、省電力を位置測位をする専用のセンサーハブを搭載しているが、過去機種では、端末を落として痛がるなど、センサーハブを生かした機能は省かれる。また、バッテリーを消費しないよう、高頻度での位置測位は行わない。

 通常のエモパーでは、画面が消灯した状態で机に置いても話してくれたが、エモパーLiteでは、画面が点灯した状態で置かないと話さない。エモパーLiteでは、ウェルカムスクリーンにニュースや近所の情報などを話しかける機能も省かれている。端末を置く、振ることで話しかけてくれるシナリオ数は通常のエモパーと変わらない。エモパーLiteで蓄積したデータ(エモパーの記憶)は、ほかのエモパー対応機種に引き継ぐことができる。

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