4GルーターとAndroidプロジェクターが合体 「モバイルシアター」バッテリーとしても使える

» 2015年05月19日 10時00分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 ソフトバンクモバイルの「モバイルシアター」は、持ち運び可能なプロジェクターと4G通信が可能なモバイルWi-Fiルーターを一体化させたAndroidデバイス。中ZTEが「2015 CES」に合わせて発表した。“スマートプロジェクター”「Spro 2」をベースとしている。

photo 「モバイルシアター」

 プロジェクターの最大投影サイズは120インチ、最大輝度は200ルーメン。投影画面のゆがみを直す台形補正機能も搭載した。HDMI入力のほか、Miracast(Wi-Fi Direct)でワイヤレス転送したスマートフォンのコンテンツも投影できる。またUSB端子とmicroSDスロットもあり、各メディアに保存した画像や動画も映し出せる。

photo 120インチまで投影できるプロジェクターを内蔵

 本体にHD(720×1280ピクセル)表示の5型ディスプレイを備え、主な操作はタッチパネルで行う。Google Playに対応し、本体ディスプレイでアプリを利用したり、コンテンツを確認したりもできる。本体には16Gバイトのストレージも備えた。

 通信面ではSoftBank 4G LTE/SoftBank 4G(AXGP)をサポートし、最大通信速度は下り112.5Mbps(LTE時)。タブレットなど最大10台までのWi-Fiデバイスをネット環境に接続できる。バッテリーは容量6300mAhで、ほかの機器への給電機能も用意した。

写真で見る「モバイルシアター」

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「モバイルシアター」の主な仕様
機種名 モバイルシアター
メーカー ZTE
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974/2GHz 4コア
メモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリ microSDXCカード(最大64Gバイト)
ディスプレイ 5型カラータッチパネル
解像度 1280×720ピクセル
連続通信時間 未定
連続待受時間 未定
バッテリー容量 6300mAh
メインカメラ
インカメラ
ボディカラー シルバー
サイズ(幅×高さ×奥行き) 約131×134×33.3ミリ
重さ 約579グラム
プロジェクター投影サイズ 最大120インチ
プロジェクター最大輝度 200ルーメン
投影時間 約3時間
対応通信方式(国内) W-CDMA方式(900MHz/2.1GHz)
FDD-LTE方式(900MHz/2.1GHz)
AXGP方式(2.5GHz)
Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/(2.4GHz、5GHz帯)
最大接続台数 10台(クレードル使用時は20台)
発売日予定日 2015年9月以降

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