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» 2015年09月07日 13時44分 UPDATE

まもなく発表!――次期iPhoneで注目すべきポイント

9月10日(日本時間)に発表されるとみられている新iPhone。海外のニュースサイトではさまざまなうわさが浮上しているが、その内容を含め、事前に判明している情報をおさらいしておこう。

[田中聡,ITmedia]

 「9月といえばiPhone」と言っても過言ではないほど、毎年、このシーズンはiPhoneの話題で持ちきりだ。連日、海外のニュースサイトを中心に新しいiPhoneのうわさが誌面をにぎわせており、2015年も例外ではない。発表が迫ったこのタイミングに、次期iPhoneの注目ポイントをおさらいしておこう。

発表日と発売日は?

 Appleは9月9日10時(米国時間)から「スペシャルイベント」を開催することを予告しており、ここでiPhoneの新製品が発表されるのはほぼ確実。日本時間では9月10日午前2時で、Appleのサイトからライブストリーミングを視聴できる。毎年恒例だが、今年も眠い目をこすりながら(Appleファンなら興奮して眠いどころじゃないですよね)視聴することになりそうだ。

photo スペシャルイベントのサイト。Siriに聞くと、ちょっとしたヒントを教えてくれる

 気になる発売日は、2014年のiPhone 6/6 Plusが9月19日、2013年のiPhone 5s/5cが9月20日……という具合に、9月の第3金曜日に発売されている。2015年も順当に行けば「9月18日(金)」に発売される可能性が高い。

 新型iPhoneが発表されてから発売まで、毎年1週間ちょっとしか時間がなく、通信キャリアが発表する端末価格や割引サービスの情報が、毎日のように飛び込んでくる。各社のニュースリリースや弊誌をはじめとするニュースサイトを毎日チェックするのがいいだろう。

新製品は「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」で決まりか

 Apple関連の予測記事で定評のある米ニュースメディアの「9TO5Mac」や「MacRumoers」などが、iPhoneの新製品は「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」であるとし、新機能やスペックを予測している(以下、「iPhone 6s/6s Plus」は仮の製品名とする)。例年、iPhoneがメジャーバージョンアップをするのは2年に1回。iPhone 4、iPhone 5が発売された翌年はiPhone 4s、iPhone 5sが発売されているので、この法則どおりなら、次は「6s」になる。

photo iPhone 6/6 Plus

 スマートフォンのアクセサリーを開発している「Spigen(シュピゲン)」は、8月から矢継ぎ早にiPhone 6s/iPhone 6s plus向けの製品の予約販売を行っている。同社は新製品を「事前の情報に基づき設計している」としているほか、2014年8月にも、発表前のiPhone 6向けケースを続々とリリースしていた。今回のiPhone 6sと6s plusは、かなり確度の高い情報といえそうだ。

 毎回、製品名に「s」が付くモデルは、無印のものから外観やデザインはほとんど変わっておらず、iPhone 6s/6s PlusもiPhone 6/6 Plusがベースになっているものと思われる。画面サイズも4.7型(6s)と5.5型(6s plus)で変わらないだろう。

 サイズについてはボタン周りの厚みが増しているとの観測もあり、後述する感圧タッチやカメラの高画素化なども合わせて、厚さが増す可能性が高い。ただしSpigenはすでにiPhone 6/6s兼用のケースを発表しており、サイズ変更があっても誤差の範囲といえそうだ。

photo Spigenが発売を予定している次期iPhone向けケース。iPhone 6s/6兼用、iPhone 6 Plus/6s Plus兼用となっている

 カラーバリエーションについては、従来のスペースグレイ、シルバー、ゴールドに加え、ローズゴールドが加わると9TOMacは報じている。

4型の「iPhone 6c」も開発中?

 ちなみに「iPhone 5c」の後継モデルである、4型モデル「iPhone 6c」の存在もうわさの中で浮上していたが、9TO5Macによると、iPhone 6cは9月9日には発表されないと予測している。ただしiPhone 6cの開発は進めているとしている。

photo 2013年に発売された「iPhone 5c」

 日本の中古スマホ市場では4型の「iPhone 5s」人気が根強く、中古スマホを購入できる「ケータイアウトレット」の売れ筋ランキングでもiPhone 5sは頻繁に登場しており、15年7月は4位と10位、8月は9位につけている。iPhone 6は4.7型、iPhone 6 Plusは5.5型と大きくなったことで、iPhone 5sが小型スマホを求める人の受け皿になっているようだ。

 Androidでは最近「コンパクト」をうたった機種でも4.6〜4.7型ほどの大きさで、人によってはコンパクトとは言い難いだろう。ちなみに先のケータイアウトレットでは、4.6型の「Xperia Z3 Compact SO-02G」が、9カ月連続で売れ行き1位を記録している。4型でさらに性能強化されたモデルが登場すれば、日本のiPhone人気はさらに加速しそうだ。

機能面での注目点は?

 機能面でうわさされている新しい要素は、ディスプレイに搭載される「感圧タッチ(Force Touch)」だ。Apple Watchにも採用されているが、ディスプレイを強く押すと、各種操作が可能になるというもの。9TOMacでは、マップアプリで目的地を押すと、そこまでのルートを案内してくれる、ミュージックアプリで曲名を押すと、プレイリストに追加できるメニューが表れる、などの具体的な操作方法が紹介されている。

 メインカメラの画素数は従来の800万画素から1200万画素に上がり、動画撮影は4Kサイズをサポートすると9TOMacが報じている。AppleはiPhoneではいたずらに画素数を追わず、複雑なメニューも用意せず、さっと撮って、キレイに描写することにこだわってきたように思うが、画素数アップはどんな意味を持つのだろうか。

 iPhone 6 Plusしかサポートしていなかった光学手ブレ補正を、今回は2機種(6sと6s plus)ともサポートするのか、またセルフィーブームにキャッチアップすべく、500〜800万画素のインカメラを搭載するスマホが増えているなか、iPhone 6s/6s Plusではインカメラの性能をどのように強化するのかも気になるところだ。

 通信速度については、9TOMacが、新iPhoneは下り最大300Mbps(LTE Category6)をサポートするQualcommのLTEチップを搭載すると報じている。ドコモ、KDDI、ソフトバンクは、複数の周波数帯を重ねることで高速化を図る「キャリアアグリゲーション」を導入しており、ドコモとKDDIは下り最大225Mbps、ソフトバンクは下り最大187.5Mbpsの通信が可能(あくまで理論値)。iPhone 6s/6s Plusもこれらの通信速度をサポートする可能性が高い。

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