AirPodsのイヤピースの紛失防止に――Spigen「AirPods Strap」を試す

» 2017年01月10日 14時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 Appleの「AirPods」は、左右のイヤピースが完全に独立したBluetoothイヤフォンだ。2016年12月13日にオンラインストアでの受注を開始したものの、1月10日現在で購入まで6週間待ちと大変な人気を博している。

 その設計ゆえに、AirPodsはイヤピースを片方だけ落としてしまうというリスクを排除しきれない。

 では、そのリスクをできる限りゼロに近づけるにはどうしたら良いのだろうか。その「解決法」の1つが、Spigenの「AirPods Strap」だ。

AirPods Strap Spigenの「AirPods Strap」

左右のイヤピースを“つなぐ”というシンプルな発想

 AirPods Strap(以下「ストラップ」)は、その名が示す通り「AirPods用のストラップ(ひも)」だ。ストラップで左右のイヤピースを“つなぐ”ことによって、片方だけ落下・紛失するリスクを軽減する、ある種のアイデア製品だ。

 ストラップの長さは22インチ(約55.6cm)で、ねじれにくく、柔軟性のある素材でできている。実際に引き延ばしてみたが、力を抜くとすぐに元通りになる。簡単にちぎれることはなさそうだ。

ストラップの本体 ストラップの本体。長さは22インチある

 使い方はシンプルで、ストラップの両端にあるハウジングにAirPosのイヤピースをはめ込むだけ。ハウジング部の作りはしっかりとしており、振り回した程度ではイヤピースは脱落しない。イヤピースを取り外すときは、ハウジングとイヤピースの両方をしっかり指で押さえてイヤピースを引き抜こう。

取り付け ハウジング部の作りはしっかりとしている。AirPodsのイヤピースは、押し込むようにして装着する

AirPods×AirPods Strap

 ストラップを装着したAirPodsは、まさしくストラップタイプのBluetoothイヤフォンのような感覚で使える。AirPodsのコンセプトを考えると、率直にいえば「本末転倒」だと感じることは否定はできない。しかし、イヤピースを片方だけ無くすリスクを避けるためと思うと、これはこれで「アリ」だ。

正面 ストラップを付けたAirPodsを装着(正面)
側面 ストラップを付けたAirPodsを装着(側面)
背面 ストラップを付けたAirPodsを装着(背面)

 イヤピースの充電中など、ストラップを使わない時は、AirPodsのケースに巻き付けておくこともできる。シンプルだが、ストラップだけを紛失するリスクを低減できる。

ストラップをケースに巻き付ける ストラップを使わない時は、AirPodsのケースに巻き付けておける

 1月10日現在、AirPods Strapの参考価格は2290円(税込)で、Amazonストアでは1590円(税込、送料別)で販売している。

 AirPodsのイヤピースを紛失しそうで不安を覚えている人は、ぜひ試してみてほしい。

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