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» 2017年04月10日 17時25分 UPDATE

Mobile Weekly Top10:私たちがウェアラブル端末を手放せない理由/「速度」と「時間」はトレードオフ?

皆さんは「Apple Watch」や「Android Wear」を始めとするウェアラブル端末を使っていますか? 最近のウェアラブル端末は“単体”での利便性を向上する方向で進化しようとしています。

[井上翔,ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年3月27日から4月2日までのアクセスランキングを集計しました。

Apple Watch Series 2 スペックアップしFeliCaも使える「Apple Watch Series 2」(日本版)
Android Wear 2.0にバージョンアップしたFossil Q Marshal Android Wear 2.0にバージョンアップしたFossil Q Marshal

 ランキング1位には、すずまりさんのレビュー記事「私が『Apple Watch Series 2』を手放せない理由」が入りました。ウェアラブル端末関連では、他にも「『Android Wear 2.0』がやってきた!(バージョンアップ編)」が7位にランクインしました。

 ウェアラブル端末で一番大きなメリットといえば、スマートフォンに届いた各種情報を手元でチェックできることです。それに加えて、Apple Watch Series 2では「FeliCa」を搭載することで非接触決済(iD/QUICPay/Suica)に対応することで日常における利便性を高めました。また、Android Wear端末についても「Android Wear 2.0」にバージョンアップすることで単体利用時の利便性が向上しました。

 方向性は違えど、ハードウェアやソフトウェアの進歩で単体での利便性向上取り組むApple WatchとAndroid Wear。「スマホなしでも何でもできる」レベルに到達するまで、それほど時間は掛からないのかもしれません。

東名阪地区で始まったNTTドコモの下り最大682Mbpsサービス 東名阪地区で始まったNTTドコモの下り最大682Mbpsサービス

 ランキングの3位には、島田純さんの連載から「高速化するモバイルルーターへの『不安』/Y!mobileの『3日10GB』追随が寂しい件」が入りました。

 昨今、モバイル無線LAN(Wi-Fi)ルーターの下り最大通信速度を上げる動きが活発です。しかし、高速化に対応するルーターの多くは設定変更しないと最大速度が出ないようになっています。理由は簡単で、高速に通信する分、バッテリー消費が激しくなってしまうためです。

 この話で筆者は、UQコミュニケーションズが「WiMAX 2+」の下り最大通信速度を220Mbpsへの引き上げを発表した2015年1月の発表会のことを思い出しました。当時の下り220Mbps対応は、機種によって「キャリアアグリゲーション(CA)」または「4×4 MIMO」で実現していました。単純計算ですが、これら両方の技術を併用できれば下りの最大速度を440Mbpsにできる訳ですが、それをしなかった理由を関係者に尋ねたところ、「通信制御面と消費電力面で大きな課題がある」という旨の回答が得られました。

 そこから2年弱で、CAと4×4 MIMOを併用できるモバイルルーターが登場することになりましたが、先述の通り設定を変えないと併用できません。通信制御面での課題は解決できたものの、消費電力面での課題はまだ完全に解決できたとはいえない状況なのです。

 「速度」を取るか「時間」を取るか――最新のモバイルルーターユーザーは当面の間、どちらを取るのか悩ましい日々が続きそうです。

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