ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)のカシオ計算機製ケータイ「WIN W41CA」です。
W41CAは、2006年に最も売れたauケータイです。発売から19週連続1位を獲得、一度だけ「ウォークマンケータイ W42S」に1位の座を奪われたものの再び1位に返り咲き、合計で29週に渡り首位を獲得しました。
前モデルの「W31CA」の2.6型ワイド液晶と回転2軸ヒンジ構造を受け継ぎつつ、カシオ製ケータイとしては初めてFMラジオ、赤外線通信機能、EZ FeliCa(おサイフケータイ)を搭載しました。機能が増えたにも関わらず、厚さは28mmから22mmに、幅は51mmから49mmに、重さは143gから126gにスリム・軽量化されています。ただし、その代償としてカメラが320万画素から207万画素に「スペックダウン」しています。
W41CAは、待ち受け画面や電話の発着信やメールの送受信、アラームなど様々な場面で登場する「アデリーペンギン」のキャラクターが人気となり「ペンギンケータイ」とも呼ばれました。このペンギンのためにキャリアを変えた人もいたほどの人気ぶりだったというから驚きです。
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