9月13日(日本時間)、iPhoneの新モデル「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」が発表された。iPhone 8/8 PlusはiPhone 7/7 Plusの正当進化モデルで、iPhone Xはプレミアムモデルという位置付け。
気になるのは製品名「X」の読み。「エックス」なのか「テン」なのか。Appleのスペシャルイベントで、ティム・クックCEOは、はっきりと「アイフォン テン」と発音していた。つまり「テン」と読むのが正しい。2017年がiPhone誕生から10周年であるため、この「10」になぞらえたのだろう。
一方、AppleはiPhone Xのことをニュースリリースでは「The future is here」、製品ページでは英語で「Say hello to the future」、日本語で「未来をその手に」と紹介している。共通するキーワードは「future(未来)」。前面がほぼスクリーンといえるデザインは従来のiPhoneとは一線を画するものであり、“未来感”あふれる仕上がりになっている。Face IDを含め、3機種の中で最も新しいユーザー体験を得られるのはiPhone Xだ。
エックスには「未知の物事」といった意味も含まれるが、iPhone Xには、この「エックス」の意味も込められているのではないだろうか。
しかし読みを「テン」にしたことで、数年後に登場するであろう「iPhone 10」と同じ読みになってしまうのは気になるところ。ひょっとしたら、iPhone Xを契機に、2018年以降、iPhoneの型番ルールは変更されるのかもしれない。
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