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» 2018年01月28日 10時00分 公開

PCのデータ通信も定額! イー・モバイル初号機「EM・ONE」(懐かしのケータイ)

イー・モバイルが携帯電話事業に参入すると同時に投入したWindows Mobile端末「EM・ONE」。下り3.6Mbpsの高速データ通信はPCでも利用でき、しかも月額定額で利用できるとあって、人気となった製品でした。

[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、イー・モバイル(現・ソフトバンク、ウィルコム沖縄)のシャープ製Windows Mobile端末「EM・ONE」(S01SH)です。

「EM・ONE」(閉じた正面)
「EM・ONE」(開いた正面) 「EM・ONE」(S01SH)

 EM・ONEは、イー・モバイルが携帯電話事業に新規参入して初めて投入した端末。Windows Mobile 5.0を搭載し、QWERTYキーボードとポインティングデバイスを備えた製品です。

 HSDPAによる下り3.6Mbps、上り384kbps(共に理論上の最高速度)のデータ通信サービスに加え、Wi-Fi(無線LAN)による通信が可能で、POP/SMTP対応のメールや、Webブラウジングが行えました。データ通信専用で「電話」としての機能は備えていませんでしたが、Skypeなどのアプリケーションで音声通信を利用できました。

「EM・ONE」(閉じた背面)
「EM・ONE」(開いた背面)

 縦と横の2方向にスライドする「デュアルスライド」機構を採用し、ポインティングデバイスのみを露出させた「コントロールスタイル」、QWERTYキーボードとポインティングデバイスを露出させた「インプットスタイル」、ディスプレイのみの「ビュースタイル」の3つの操作スタイルが選択できました。また、スタイラスペンでの操作も可能でした。

 Officeファイルの閲覧や編集が行えるほか、別売りのRGBアダプタを使い、プロジェクターを利用したプレゼンテーションをすることもできました。

アンテナ回り
天面

 また、USBケーブルやBluetoothで接続したPCでのデータ通信にも対応。料金は携帯キャリアとしては初めて、PCでのデータ通信も含めた月額定額制が導入されていて、基本使用料の5980円で利用できたのも魅力の1つでした。

 オンラインショップでの先行申し込みでは、開始直後にアクセスが集中し接続が困難な状態になるほどの人気を集めました。

(機材協力:携帯市場)

「EM・ONE」(S01SH)の主な仕様

  • 発売日:2007年3月31日
  • キャリア:イー・モバイル
  • メーカー:シャープ
  • サイズ:約140(幅)×70(高さ)×18.9(奥行き)mm
  • 重量:約250g
  • メインディスプレイ:4.1型(800×480ピクセル)ASV液晶 6万5536色
  • アウトカメラ:有効約131万画素CMOS
  • ボディーカラー:ブラック、ホワイト

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