思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「iida G9」です。
G9は、「au Design project」の後継となるデザイン携帯電話ブランド「iida(イーダ)」の第1弾となったケータイで、「Cyber-shotケータイ S001」をベースに開発されました。
デザインを担当したのは、プロダクトデザイナーの岩崎一郎氏。3色のステンレスフレームとアルミ製キーを持つボディーは、高級感にあふれていました。ソニー・エリクソン製のスライドボディーケータイの特徴でもある「レールがみえないスライド機構」も健在です。
FWVGA(480×854ピクセル)の3型ディスプレイを持ち、カメラはベース機種ほど高画素ではありませんが、オートフォーカス(AF)対応の319万画素センサーを備えていました。テンキーは押しやすいように傾斜が付いていました。
GSM(2G)ローミング機能も備え、約180の国・地域で利用できました。海外渡航中に便利な世界時計も4種類プリインストールしていました。
(機材協力:携帯市場)
政策やiPhoneの影響で変わったケータイの形 今こそ「au Design project」や「iida」が必要と思う理由
iida第1弾「G9」――価格はシンプル月々1845円、フルサポ3万3780円
iidaブランド第1弾「G9」、4月17日発売――「Mobile pico projector」や「AC Adapter MIDORI」も
写真で解説する「G9」
なめらかな金属で上質感を表現――iida第1弾端末「G9」
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