ファーウェイ・ジャパンは2月9日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「HUAWEI nova lite 2」を発売する。想定販売価格は2万5980円(税別)で、主要なMVNOを通して販売する。
nova lite 2は、2017年2月に発売された「HUAWEI nova lite」の後継機種で、「HUAWEI P Smart」として海外市場で発売した機種がベースとなっている。
プロセッサは「HUAWEI Kirin 659」(CPU部は2.36GHz×4コア+1.7GHz×4コア)を搭載し、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応する。バッテリー容量は3000mAhで、ユーザーによる交換には対応していない。OSはAndroid 8.0(EMUI 8.0)をプリインストールする。
ディスプレイは1080×2160ピクセルの約5.65型TFT液晶。アウトカメラは1300万画素センサーと200万画素センサーのダブルレンズ構成で、ボケ味のある写真を撮影できる「ポートレートモード」や撮影後にピント合わせできる「ワイドアパーチャ機能」に対応している。インカメラは800万画素センサーを採用し、ポートレートモードに対応する。
本体背面には指紋センサーを搭載し、指紋認証による画面ロック解除などに利用できる。後日行われるソフトウェア更新で、インカメラを使った「顔認証」にも対応する予定だ。
SIMカードはNano SIMを2枚搭載できるが、日本国内での同時待ち受け(DSDS:デュアルSIM・デュアルスタンバイ)には対応しない。モバイル通信の対応周波数帯(Band)は以下の通り。ただし、au(KDDI・沖縄セルラー電話)ネットワークには対応しない。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応する。Bluetooth 4.2も利用可能だ。
先述の通り、nova lite 2はMVNO限定販売となる。2月7日現在、以下の事業者において販売が決まっている。ただし、販路によって価格や取り扱う本体カラーは異なる。
“ライカ品質”の差はどれだけある? Huawei「Mate 10 Pro」と「Mate 10 lite」で撮り比べ
auとUQ mobile向け「HUAWEI nova 2」、1月26日発売
mineoが「iPhone 7/7 Plus」をWeb限定販売 日本向けSIMフリー版を独自に調達
AT&TがMate 10 Pro採用をドタキャン 日米で明暗分かれたHuaweiのキャリア戦略
1万円台で5.2型フルHD液晶、指紋センサーを搭載――「HUAWEI nova lite」【更新】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.