今回、実はもう1台スマホがある。同じFREETELの新型エントリーモデル「Priori 5」だ。
Priori 5のアウトカメラは800万画素センサーで、レンズは27mm相当。REI 2 Dualのアウトカメラのレンズが24mm相当と広角寄りなのと比べると、若干狭めな写りとなる。
せっかくなので比べよう、ってことでPriori 5のナチュラル美顔モードで撮影。
Priori 5のカメラアプリのユーザーインタフェース(UI)はREI 2 Dualとほぼ同じ。しかし、撮影モードは「写真」「ナチュラル美顔」「ビデオ」の3つと超シンプルになっている。
で、撮影したものがこちら。
正直、Priori 5の写りは「ひと昔前のスマホカメラ」って感じなのだが、REI 2 Dualと比べると、こっちの方が顔が明るく写っていることは良い点。
REI 2 Dualの不満は、顔を検出したら肌が明るくきれいに写るようにもうちょっと調整してもいいかな、ってところだ。
明るさの違いは、ナチュラル美顔を使わずに逆光気味のシーンで撮影するとよく分かる。
基本的な画質はREI 2 Dualが圧勝なのだけれど、背景が「白飛び」しても良いから顔は明るく撮れてほしいかなと思う。
もう1つ気になるのは「レスポンス」。これはCPUパワーが足りないせいかPriori 5の方が顕著なのだけれど、シャッターボタンをタップしてから実際に撮影されるまでのタイムラグが今どきのスマホとしてはちょいと長い。
なので、撮ったと思って端末を動かしたせいでブレて写ってしまったカットがちらほらある。その辺は、高速なプロセッサを積んだハイエンド機と微妙に違う点かも。
お次はインカメラで自撮りを撮り比べ。
インカメラにも「写真」モードと「ナチュラル美顔」モードがある。
まずはREI 2 Dualから撮ってみる。この機種、何とインカメラの方がセンサーの画素数が多く、約1600万画素。
では通常モードとナチュラル美顔モードで。
ちゃんと美顔効果が効いていて、肌も滑らかに。で、インカメラのクオリティは高い!
肌もナチュラルに美肌してるし写りもしっかりしてて使えるではないか。「1600万画素もいらんだろ」と思ったけれど、インカメラでこれだけ撮れたら自撮りも楽しかろう。
背面の指紋センサーをシャッターにもできるので片手撮りもしやすいし。
続いてPriori 5。こちらのインカメラは500万画素センサーを搭載している。
さあ、自撮り。
画素数はともかく、懐かしい写り。ピントが合ってるのか合ってないのかよくわからないもやっとした感じやシャドウ部がくすんでしまう感じは、ケータイ時代を思い出しますな。
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