シリーズ初のインカメラ搭載 女性を意識したスマホ「Xperia ray SO-03C」(懐かしのケータイ)

» 2018年06月30日 10時00分 公開
[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)製スマートフォン「Xperia ray SO-03C」です。

「Xperia ray SO-03C」(正面)
「Xperia ray SO-03C」(背面) 「Xperia ray SO-03C」

 2011年8月に発売したSO-03Cは、Xperiaシリーズのハイスペックさをそのままに、幅53mm、厚さ9.4mmのコンパクトボディーを実現したモデルです。

 それまでのXperiaシリーズは、大画面ハイスペックを売りに主に男性ユーザーに人気のモデルとなっていました。一方、SO-03Cではコンパクトさを売りに女性ユーザーやフィーチャーフォンからの乗り換えユーザーをターゲットにしていました。

左側面
右側面

 単にコンパクトになっただけではなく、ディスプレイの解像度やカメラなど、同年3月に発売となった「Xperia arc SO-01C」と同等のスペックを維持し、さらには、日本向けのXperiaシリーズでは初となるインカメラも搭載していました。

 コンパクトになった分、ディスプレイは3.3型と小さくなり、文字入力がしずらくなるという問題がありますが、それを解消するためXperiaシリーズ初の音声入力機能を搭載し、話すだけで文字入力ができるようになっていました。

上面
バッテリー
手持ち

「Xperia ray SO-03C」の主な仕様

  • 発売日:2011年8月27日
  • キャリア:NTTドコモ
  • メーカー:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
  • サイズ:約53(幅)×111(高さ)×9.4(奥行き)mm
  • 重量:約100g
  • メインディスプレイ:3.3型(480×854ピクセル)TFT液晶 1677万7216色
  • アウトカメラ:有効約810万画素CMOS
  • インカメラ:有効約32万画素CMOS
  • ボディーカラー:Gold、White、Pink

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