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» 2018年12月28日 12時34分 公開

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018:発表! 2018年を代表するスマートフォンは? (1/4)

2017年12月から2018年12月中旬までに発売されたスマートフォンの中からベストな機種を選出する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018」。ノミネート10機種の中から選ばれた1機種を発表します。

[金子麟太郎, ITmedia Mobile編集部,ITmedia]

 2017年12月から2018年12月中旬までに発売されたスマートフォンの中からベストな機種を選出する「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018」。12月上旬に実施した審査会では、各審査員がノミネート候補に挙げた機種について語りました。【訂正あり】

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018

 審査員がノミネート候補に挙げた機種のうち、上位10機種をノミネート機種として選定し、この中から1機種を、2018年のベストスマホとして選びます。2018年のノミネート機種は以下の通りです(発売日順)。

  • AQUOS R2(シャープ/NTTドコモ・au・ソフトバンク)
  • HUAWEI P20 Pro HW-01K(Huawei/NTTドコモ)
  • iPhone XS Max(Apple)
  • Galaxy Note9(サムスン電子/NTTドコモ・au)
  • iPhone XR(Apple)
  • Pixel 3(Google)
  • Pixel 3 XL(Google)
  • OPPO Find X(OPPO)
  • AQUOS sense2(シャープ/NTTドコモ・au・UQ mobile)
  • HUAWEI Mate 20 Pro(Huawei)
スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018 スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018の最終選考に残った10機種。左上からAQUOS R2、HUAWEI P20 Pro HW-01K、iPhone XS Max、Galaxy Note9、iPhone XR、Pixel 3、Pixel 3 XL、OPPO Find X、AQUOS sense2、HUAWEI Mate 20 Pro

 審査員は、ITmediaなどで活躍し、1年間を通じて携帯電話業界を取材してきた石川温氏、石野純也氏、太田百合子氏、佐野正弘氏、島徹氏、すずまり氏、房野麻子氏、村元正剛氏、山根康宏氏(五十音順)の9人と、ITmedia Mobile編集部(2人で1人扱い)の計10人。

 各審査員には、1人あたり25点の持ち点が与えられます。25点のうち、1位の機種には10点、2位以下の機種には1機種9点を上限として残りの15点を自由に配分できます。

 審査員どの機種にどう点数を投じたのでしょうか? 審査員の皆さんがどのように点数配分をしたのか、その理由もコメントしてもらいました。発言順にご紹介します。

各審査員の点数配分とコメント

石川氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018 石川温氏

 石川氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • HUAWEI P20 Pro:10点
  • Pixel 3:6点
  • iPhone XR:6点
  • AQUOS R2:6点

 石川氏 やはり今年(2018年)はHuaweiの年でした。3眼のインパクトもありました。P20 Proに関してはHuaweiとドコモが手を組みました。ドコモの担当者に聞いたら「独り占めしたい」と言っていたので、ドコモの強さを改めて感じました。シェアが3位から2位になったこともあり、難癖をつけられている気もします。来年(2019年)は真の実力で戦えると面白いと思います。

石野氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018 石野純也氏

 石野氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • HUAWEI P20 Pro:10点
  • iPhone XR:5点
  • Pixel 3 XL:5点
  • AQUOS sense2:5点

 Huaweiにとっては良いニュースも悪いニュースも出尽くした1年でしたが、P20 Proが1位になったのも納得です。ただ、実売が伴っていない部分もあるので、もうひと頑張りしてほしいところですが。カメラのクオリティーもトップクラスです。

 P20 ProとMate 20 Proは2つとも10点くらいの勢いがありますが、最初に登場したときのカメラのインパクトがものすごく大きく、欠点を補っても余りあると思い、P20 Proに10点を配点しています。Mate 20 Proには点数を付けていませんが、0点という意味ではありません。同じメーカーの端末の場合、傾向が似てくるのと、点数が分散してしまうと最終的に上位に入りにくくなることもあるため、配点戦略として、今年はあえてメーカーをバラして点数を付けるようにしました。今回の点数は、メーカーごとの評価だと思っていただいて構いません。

 例えば、iPhoneだとバランスの良さを重視して、iPhone XS MaxではなくiPhone XRに5点を付けています。Pixel 3は手にした時に小さ過ぎるのと、あの有機ELディスプレイを生かすならやはり大きい方がいいと感じたので、サイズ感と質感でPixel 3 XLに配点しました。

 AQUOS R2は動画と静止画を分けるコンセプトが面白かったですが、カメラの画質が追い付いていません。AQUOS sense2の価格であれば性能とのバランスが良いので許容範囲に入ります。

太田氏

スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2018 太田百合子氏

 太田氏の配点とコメントは、以下の通りです。

  • HUAWEI P20 Pro:10点
  • HUAWEI Mate 20 Pro:8点
  • Pixel 3:7点

 私の中で1位はP20 Proと決めていたので10点を付けました。2018年に最も驚きがあった機種だからです。黒の締まった仕上がりはモノクロセンサーを備えたP20 Proの方が好きですが、Mate 20 Proは超広角に加えてカラーセンサーだけでそれに近い表現を実現している点がすごい。両者にあまり差がつけられないと思ったので、このような配点になりました。

 Pixel 3は決定的瞬間を逃さない「Top Shot」や、ワイドに撮ったセルフィーもゆがみなく処理されているなど、AIの画像処理がすごい。夜景モードは本当にきれいで「単眼でもここまでできるんだ」と思わせてくれました。

 グローバルでは4眼カメラを搭載したスマートフォンも登場していますが、単眼でもAIの画像処理を組み合わせて精度を高めていけば、複眼カメラに対抗できる。この先のトレンドとしてさらにレンズが増える方向に行くのか、AIで補っていく方向に行くのか分かりませんが、P20 Pro&Mate 20 Proと、Pixel 3は、その両方向を代表する端末としても、大変興味深かったです。

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