2019年3月4日〜2019年3月10日
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2019年2月18日から2月24日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
ランキングの1位は、「石川温のスマホ業界新聞」からシェアパック、docomo withの廃止を匂わす吉澤ドコモ社長――高橋KDDI社長『ドコモの分離プランで世の中が変わる』が入りました。
総務省は、携帯電話の通信料金と端末の代金を完全に分ける、いわゆる「完全分離プラン」の導入を推進しています。そんな中、NTTドコモは2019年度第1四半期(4〜6月)に新しい料金プランを導入しようとしています。
事実上の分離プランを導入していることもあり、競合のau(KDDIと沖縄セルラー電話)やソフトバンクは「様子見」の情勢です。しかし、ドコモが打ち出す新プランの内容によっては、何らかの措置を取ることが避けらません。10月にMNOとしてデビューする楽天モバイルネットワークの料金戦略も気になります。
2019年は、いろいろな意味でモバイル通信業界の「曲がり角」になりそうです。
2位の「『HUAWEI Mate X』の実機に触れた! 折りたたむ様子を写真と動画でチェック」も良く読まれました。
CES 2019の「FlexPai」(Royole製)に始まり、2019年は画面が折れ曲がるフォルダブルスマートフォンが1つのトレンドとなりそうです。
「折れ曲がる」ことのメリットというと、タブレット相当の大画面がポケットに入るということ。読書や地図確認の際は、非常に役立ちそうです。ただ、現時点ではそのメリットに対する代価、つまり端末代金がとても高いことが大きな課題です(当然かもしれませんが)。
ただ、中小のスマホメーカーもフォルダブルスマホを出すという話もありますから、来年(2020年)には意外と値段はこなれたものになるかもしれません(あくまで現時点のフォルダブルスマホと比べてですが……)。
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