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» 2008年12月31日 18時46分 UPDATE

5分で分かった気になるアキバ事情:「インテル活躍しすぎ(笑)」な2008年のアキバ電気街――PCパーツ編 (1/4)

2008年のアキバPCパーツ市場を総括すると、「Atom」「地デジ」「SSD」「Core i7」の4大キーワードが浮かび上がる。そのうち3つでインテルが存在感を発揮していた。

[古田雄介,ITmedia]

1〜3月:Atom搭載の「Eee PC」がデビュー――新型Core 2 DuoやAMD 780マザーもヒット

og_akibap_001.jpg 約400人が集まった新型Core 2 Duoの深夜販売。TSUKUMO eX.店頭で派手なセレモニーが行われた

 2008年のアキバはPCパーツ関連で4回の深夜販売が行われた。そのうち一番時期が早かったのは、1月20日0時に実施された製造プロセス45ナノメートルのCore 2 Duoだ。ここで、ステッピングを変更しながらも1年を通したヒット作となるCore 2 Duo E8500/E8400/E8200が登場。極寒の中でのイベントとなったが、入荷数が比較的少なかったこともあり、22時ごろに製品引換券を配り終えるショップが続出し、「予想以上の反響」(ドスパラ秋葉原本店)といわれた。

 年末まで続くNetbookブームも1月に始まっている。2007年中に世界で“199ドルPC”として話題を集めていた「Eee PC 4G-X」が4万9800円で国内デビュー。その後、小型PC向けの新しい省電力CPU「Atom」を搭載したマシンとして、MSIから「Wind Netbook U100」が登場し、あとに続くNetbookの標準スペックがほぼ形作られた。ただし、当時はPCリテラシーの高いユーザーだけが注目している状況で、現在ほどの大ヒットを予想する声はPCパーツショップ内でも聞かれなかった。

 2月には、HD映像の表示支援機能やエントリーGPUとの「Hybrid Graphics」機能を備える高性能チップセット「AMD 780G」を搭載したマザーボードが登場。また、同時期にNVIDIAの新GPU「GeForce 9600 GT」採用のグラフィックスカードも出回り始めた。どちらも1年を通したヒット作となる。

 そのほか、3月末までに目立ったのは大容量HDDの値下げ競争だ。円高の影響で価格の下落が続くなか、T-ZONE.PC DIY SHOPやTSUKUMO eX.などが500GバイトHDDを7980円の特価で販売して話題を集めていた。


og_akibap_002.jpgog_akibap_003.jpgog_akibap_004.jpg 1月にASUSTeK「EeePC 4G-X」が登場(写真=左)。1万円から1万5000円の低価格で登場したAMD 780Gマザー。写真は第1号のBIOSTAR「TA780G M2+」(写真=中央)。主要メーカーから一斉に発売されたGeForce 9600 GTカード。2万円強から3万円弱で売られていた(写真=右)

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