NVIDIAがGeForce GTX 580を11月9日(現地時間)に発表したのにあわせて、日本でも搭載グラフィックスカードが各ベンダーから発表され、一部のモデルは11月10日からPCパーツショップで販売を開始した。
11月10日の夕方までに発表されている製品のほとんどがリファレンスデザインを採用し、スペックと搭載するクーラーユニットの構成が共通する。なお、GeForce GTX 580の概要についてはこちらの記事、性能検証とその考察についてはこちらの記事をそれぞれ参考にしていただきたい。
ASUSはENGTX580/2DI/1536MD5を投入する。出荷開始は11月中旬の予定で、実売予想価格は5万5000円前後とみられる。
GPUのコアクロックをリファレンスデザインの772MHzから782MHzにクロックアップしたのが特徴で、そのほかスペックはリファレンスデザインに準じる。グラフィックスメモリはGDDR5を1536Mバイト搭載。映像出力インタフェースにはHDMIと2基のDVI-Iを備える。
ASUSの独自機能でGPUの駆動電圧を変更できる「Voltage Tweak」に対応するほか、オーバークロック設定とハードウェアモニタとして利用できるソフトウェア「SmartDoctor」が標準で付属する。製品情報はこちらから。
アスクはZOTACの「ZOTAC GeForce GTX580 DDR5」の取り扱いを開始する。出荷開始は11月9日からで、実売予想価格は5万円台半ばとみられる。
スペックはリファレンスデザインに準じ、コアクロック772MHz、シェーダクロック1544MHz。グラフィックスメモリはGDDR5を1.5Gバイト搭載する。製品情報はこちらから。
エムヴィケーはGALAXY Microsystems「GF PGTX580/1536D5」の取り扱いを開始する。出荷開始は11月9日からで、実売予想価格は5万5000円前後とみられる。
主なスペックと搭載するクーラーユニットはリファレンスデザインに準じる。映像出力インタフェースには2基のDVI-I(デュアルリンクに対応)とmini HDMIを備え、mini HDMIは1.4aをサポートする。製品情報はこちらから。
CFD販売はGIGABYTEの「GV-N580D5-15I-B」の取り扱いを開始する。出荷開始は11月上旬からで実売予想価格は5万6000円の見込みだ。スペックはリファレンスデザインに準じる。製品情報はこちらから。
玄人志向は「GF-GTX580-E1536HD」を出荷する。発売は11月9日以降で、実売予想価格は5万5000円前後になる予定だ。スペックと搭載するクーラーユニットはリファレンスデザインに準じる。製品情報はこちらから。
エルザジャパンは「ELSA GLADIAC GTX 580 1.5GB」を出荷する。発売は11月13日からの予定で、実売予想価格は6万2800円の見込みだ。スペックとクーラーユニットはリファレンスデザインに準じるが、ほかのGLADIACラインアップと同様にエルザジャパンの2年間保証に対応する。製品情報はこちらから。
シネックスは、EVGA「015-P3-1580-KS GeForce GTX580」の取り扱いを開始する。出荷開始は11月9日からで、実売予想価格は5万4600円前後とみられる。
主なスペックとクーラーユニットはリファレンスデザインに準じるほか、オーバークロック設定やGPU温度などのハードウェアモニタが可能なEVGAのオリジナルユーティリティ「Precision」が標準で付属する。
また、ユーザー登録を行うと3DMark11(ユーザー登録/有償版)のKeyを入手できるキャンペーンも行われる(ただし3DMark11の提供は後日になる予定。また、Keyの在庫がなくなり次第終了する)。製品情報はこちらから。
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