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» 2012年08月08日 17時30分 公開

最新ファームウェアを使い尽くせ!:「TurboNAS」でよみがえる“ディスクレス”マシン (2/4)

[瓜生聖,ITmedia]

DHCPサーバの導入から設定まで

まずはQPKG CenterからOptware IPKGをインストールする

 DHCPサーバはTurboNASの基本機能には含まれていないため、追加インストールが必要だ。TurboNASの追加機能は通常パッケージマネージャであるQPKGから導入するが、DHCPサーバはQPKGではなくiPKGでの提供となる。まずQPKG CenterからOptware IPKGをインストールしよう。

 WebブラウザからTurboNASの管理画面にアクセスし、アプリケーション>QPKG Centerに移動。「利用可能」タブからOptware IPKGを探し、インストールを選択する。

 IPKGはコンソールから使用するので、ネットワークサービスからTelnet/SSHを有効にしておき、Tera Termなどのターミナルソフトでログインする。「ipkg update」でリストをアップデート、「ipkg install dhcp」でインストールする。なお、dhcpの起動スクリプトは/opt/etc/init.d/S56dhcpになるが、その中で存在しないディレクトリ、/opt/var/run/を使用しているところがあり、起動するとエラーが表示される。実用上は問題ないが、気になるようであれば/opt/varから/varへのシンボリックリンクを張っておくとよいだろう。

コンソールから操作するため、TelnetあるいはSSH接続を有効にする(画面=左)。iPKGからdhcpパッケージをインストールする(画面=右)

 インストールが完了したら、/opt/etc/dhcpd.confを環境にあわせて設定する。dhcpパッケージのインストール時にセットされる/opt/etc/dhcpd.confは非常に冗長になっているため、最初から作り直したほうが早い。以下にシンプルな設定の例を掲載するので参考にしてほしい。現在すでにルータなどのDHCPサーバ機能を利用している場合は、ルータの設定と「ipconfig /all」の結果を参考にするとよい。

 ブートファイル名は「filename」で指定するが、今回はSYSLINUXのpxelinux.0を設定する。設定が完了したら起動スクリプト「/opt/etc/init.d/S56dhcp」を実行する。

ルータのDHCP設定画面の例。DHCPでのIPアドレス割り当ての開始アドレスと最大数のみを設定する場合が多い。デフォルトゲートウェイは自動的にルータ自身が設定される(画面=左)。ipconfig /allの結果。domain-name-serversにDNSサーバを、routersにデフォルトゲートウェイを設定する(画面=右)

DHCPサーバの設定例。/opt/etc/dhcpd.conf に保存する

 次にブートファイルがダウンロードできるようにTFTPサーバを設定する。

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