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» 2012年08月20日 00時00分 UPDATE

ショップのダメ出し!:OS込みで10万円。「あと5年は戦える」マシンを組みたいんだが(2012年夏) (1/4)

2010年にスタートした「ショップのダメ出し!」。その第1回と同じコンセプトで10万円マシンを構成し、PC DIY SHOP FreeTにおじゃました。あれから2年半。PCパーツは何歩先に進んだのだろう。

[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

Sandy Bridgeもまだなかった2年半前は大昔?

og_damedasi_001.jpg 「ショップのダメ出し!」の記念すべき第1回。当時は店員さん頼んで無理に険しい表情を作ってもらっていた

 2010年2月というと、つい最近のことのようだが、Ivy Bridgeはもちろん、Sandy Bridgeさえまだ登場しておらず、DDR3メモリの4Gバイトキットが1万円以上した時代といえば、ものすごく時間が経ってしまったようにも思える。不定期連載として「ショップのダメ出し!」をスタートさせたのは、そんな時期だ。

 第1回のテーマは「OS込みで10万円。5年使えるマシンを組みたい」。自らの構成表をツートップ秋葉原本店の樋熊氏(当時)に手渡し、5年後まで……つまり2015年まで現役で使えるように“ダメ出し”をしてもらった。それが以下の構成だ。

2010年に掲載した連載第1回の構成表
パーツ 製品名 価格
CPU インテル「Core i5-750」 1万9480円
マザーボード ASUSTeK「P7P55D-E」(P55チップセット搭載) 1万7480円
メモリ マスタードシード「UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333」(DDR3-1333 2Gバイト×2枚) 1万969円
HDD シーゲート「Barracuda 7200.12 ST3500418AS(1台目)」(500Gバイト) 4650円
光学ドライブ バッファロー「DVSM-24AS/V」(DVDスーパーマルチ) 2980円
グラフィックスカード ASUSTeK「EN9600GT/DI/512MD3」(GeForce 9600 GT搭載) 8970円
PCケース Antec「SOLO」 9980円
電源 玄人志向「KRPW-V500W」 5980円
OS マイクロソフト「Windows 7 Home Premium 64bit DSP版」+「Barracuda 7200.12 ST3500418AS(2台目)」 1万7650円
金額はすべて当時のもので、合計金額は9万8139円。このときはAMD系の構成もダメ出ししてもらっており、上記の構成はインテル版という位置づけになる

 ゲーム用や仕事用など、あらゆる用途に使える全方向でバランスの取れた構成を目指した。多少割高でも当時はまだ珍しかったUSB 3.0やSATA 3.0対応マザーを採用し、HDDも容量単価が安かった1Tバイトタイプをあえて回避し、500Gバイトタイプ2台を積むなどしてリスクヘッジしているのがポイントだ。“5年”のうちの半分が過ぎた2012年8月現在でも、十分現役で使える構成といるだろう。

 ただし、今から新たに5年使えるマシンを組むなら、2017年の夏まで見越して、よりハイスペックでより安定した構成を目指したい。そして、その望みはいたって現実的だ。第1回と同じコンセプトで構成を考えてみた。

筆者が考えた構成案
CPU インテル「Core i5-3450」 1万7280円
マザーボード MSI「Z77A-GD55」(Z77チップセット搭載) 1万5480円
メモリ センチュリーマイクロ「CK4GX2-D3U1333/ELP」(DDR3-1333 4Gバイト×2枚) 6480円
SSD プレクスター「PX-128M5S」(128Gバイト) 9280円
HDD ウェスタンデジタル「WD Caviar Green WD20EARX」(2Tバイト) 7780円
光学ドライブ バルクDVDマルチ 3000円
グラフィックスカード ZOTAC「ZTGT640-2GD3R001」(GeForce GT 640搭載) 9980円
PCケース クーラーマスター「Centurion 5 II」 8170円
電源 サイズ「剛力短2プラグイン SPGT2-600P」 7480円
OS マイクロソフト「Windows 7 Home Premium 64bit DSP版」+USB 2.0カード 1万1000円
合計金額は9万5930円。8月上旬のPC DIY SHOP FreeTのネット通販価格をベースにしている。

 現在の主流であるIvy BridgeとZ77マザーに、DDR3メモリの8Gバイトキットをそろえた。さらに構成2年半前に比べてSSDが大幅に安くなっているため、ブート用のSSDとデータ用の2TバイトHDDという、速度と大容量を両立したストレージ環境にして、ゲームも快適にプレイできるように1万円前後のグラフィックスカードも加えている。OSは低価格な「Windows 7 Home Premium 64bit」をチョイスしつつ、将来1200円でWindows 8へアップグレードすることも見越している。

 この構成をベースに、「あと5年は戦える」マシンとして強化してもらいたい。向かったのはPC DIY SHOP FreeTだ。

og_damedasi_002.jpg お盆直前のPC DIY SHOP FreeTを訪れた

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