東芝は4月21日、法人向けPCの2016年夏モデルを発表した。現行モデルから本体のデザインなどに大きな変更点はないが、最新の第6世代(Skylake)プロセッサを採用し処理性能を高めるなど、基本性能の底上げを図った。LTE通信対応モデルも投入する。
ラインアップは、以下の計12機種。汎用(はんよう)性が高い万能型から、軽さや携帯性に優れるモバイルまで幅広いラインアップを取りそろえる。
今回のトピックは、第5世代と第4世代のプロセッサを搭載した現行モデルを継続的に供給する点だ。米Microsoftは、最新の第6世代(Skylake)プロセッサ搭載モデルにおけるWindows 7/8.1のサポートを2018年7月17日に終了すると発表しており、以前のOSを利用し続けたい企業ユーザーにとって、これからSkylake搭載モデルを導入することはOSサポート期間の点で問題があった。
東芝は、Windows 10に移行するユーザーには今回発表した最新の第6世代(Skylake)プロセッサ搭載モデルを、Windows 7/8.1を継続利用したいユーザーは第5、4世代プロセッサ搭載モデルを選択できるようにすることで、企業ユースの幅広い要望に応える構えだ。
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