操作方法については、付属のスタートガイドにも簡潔にまとめられている他、セットアップ終了後に流れるガイダンスをチェックすることで、すぐに覚えられる。
タッチスクリーンの操作方法として、覚えておくべき操作方法は以下の2つだ。
このうち後者、右から左へのスワイプで表示されるショートカットは、従来のEcho Showにはなかったギミック(現在はEcho Showでも利用可能)で、利用頻度が高いアラームやスマートホーム、定型アクション、音楽といった機能をタッチ操作で呼び出せる。
個人的には、音声インタフェースがあらゆる場面で万能だとは思っておらず、特に繰り返し行う操作については、指で操作する方が望ましいと思っている。その点、本製品は利用頻度が高い機能についてタッチ前提のインタフェースが用意されており、好印象だ。
試した限りでは、いったん設定したアラームを削除するのにタッチ操作だけでは行えない(編集自体はできる)一方で、「買い物リスト」は登録済みのアイテムがタッチ操作で削除できたりと、ちぐはぐな箇所はいくつかある。このあたりはまだまだこなれておらず、今後の進化待ちだろう。
以上で一通り使えるようになったわけだが、画面サイズが5.5型で、なおかつアスペクト比が2:1(960×480ピクセル)ということで、背は約86mmと非常に低い。Google Nest Hubが約118mmあるのとは対照的だ。
こういったコンパクトさゆえ、ディスプレイの左下の空間に設置したり、枕元に置いて目覚まし時計のように使ったりするのも違和感はない。むしろこのサイズありきで設計した結果、5.5型という画面サイズになったのだろう。ただし前述のように奥行きはややあるので、そこだけは注意した方がよさそうだ。
次回は今回の内容を踏まえつつ、本製品を使いこなすための設定方法について紹介していく。
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