除雪管理システムにGPS+無線データ通信――新潟県妙高市が採用

» 2009年03月31日 07時00分 公開
[ITmedia]

 除雪作業の進捗や除雪車の居場所をGPS+無線通信で管理――。新潟県妙高市が、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)の「SAVE PLATFORM」を導入することで、除雪関連作業の効率化を実現した。

 豪雪地帯として知られる妙高市で、除雪作業は生活必要不可欠であり、その作業は地域情報に詳しい地元の建設土木業者などの協力を得て実施している。そのため自治体側には、除雪車の現在地や除雪の進捗状況を正確に把握する手段が少なく、以下のような点が課題として挙がっていた。

  1. 住民からの除雪状況の問い合わせに対する迅速な対応が困難
  2. 緊急自動車などの公的機関に、除雪状況にかかわる交通情報を提供するのが困難
  3. 除雪作業日報の作成や日報集計作業の人的負荷が大きい

 課題の解決を目指す妙高市から委託を受けたくびき野地理空間情報センターは、KCCSの位置情報サービス「SAVE PLATFORM」と連携した除雪管理システムを構築。2008年度は、妙高高原地域の委託車と市直営車の52台に導入し、除雪車両のリアルタイムな位置状況の把握と、作業日報の自動化を実現した。

Photo KCCSの位置情報サービス「SAVE PLATFORM」の概略図。GPS端末はGPSモジュールと通信モジュール、組み込みPCをパッケージングした「イチしるべ」を採用。通信網はKCCSがMVNOとして提供しているデータ通信サービスKWINSを利用

 妙高市ではSAVE PLATFORMの導入で、除雪車両の正確な位置状況をリアルタイムに把握できるようになり、除雪状況の問い合わせに対する迅速な対応が可能になったという。今後は、地域住民がインターネットを通じて除雪車両の位置確認や除雪状況を確認ができるサービスの導入を検討している。

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