Professional Mobile
RSS

ニュース

eWEEK

ユニバーサル検索やテキスト読み上げ:Google、次期Android OS「Donut」を披露

「Android 2.0」は開発者の間で好評だったが、これらの機能強化は改良にすぎないという指摘もあった。

 検索最大手の米Googleは、サンフランシスコで開催された開発者向けカンファレンス「Google I/O」において、AndroidモバイルOSの次期バージョン「Donut」のプレビューを行った。

 3〜6カ月後に登場するとみられるDonutは、「Android 2.0」のコードネームだ。同OSの最新の開発ブランチは「Android 1.5」で、これは「Cupcake」というコードネームで呼ばれている。情報筋によると、Donutの次に予定されているAndroidのバージョンは「Eclair」というコードネームになるようだ。これは、焼き菓子の名前をアルファベット順に採用するという同社の最近の命名方式に沿ったものだ。

 5月27〜28日に開催されたGoogle I/Oにおいて、Google担当者はDonutの新機能の一部を披露した。その1つがユニバーサル検索機能だ。これは、アドレス帳、予定表、音楽などをローカルデバイス上とインターネット上で一元的に検索する機能である。Donutでは、新しい音声合成APIを利用したテキスト読み上げ機能もサポートする。これにより、Google Voice Searchを使った情報検索が可能になる。

 デバイス内検索とWeb検索の統合やテキスト読み上げ機能に加え、DonutはAndroid携帯電話上での手書きジェスチャーをサポートするほか、異なる言語間で文章の翻訳を行う「Google Translate」なども搭載する。

 Androidの新機能はGoogle I/Oに参加した開発者の間で好評だったが、これらの機能強化は改良にすぎないという指摘もあった。

 ニューヨークの設計・開発会社Oliver Coadyでモバイルアプリケーション開発を担当するネイサン・フレイタス氏は「強化された検索機能は便利そうだが、この機能はアプリケーションのアドオンを通じて既に利用可能だ」と話している。

 さらにフレイタス氏は「Apple NewtonのオーナーでPalmの元従業員という立場から言わせてもらえば、手書きよりもジェスチャー機能を充実してもらいたい。手書き機能はもう使う気になれない」と付け加える。同氏はPalmでJava開発の責任者を務めていた。

 一方、ニューヨークに本社を置くBrandorrでモバイルOSを担当する開発者のブライアン・グプタ氏は「Google I/Oで披露されたDonutの機能は確かに便利だが、これらは基本的に革新というよりは改良にすぎない。これがリリース2.0になるといううわさが本当だとしたら、Googleが何か隠しており、数カ月中にその詳細が明らかにされると考えざるを得ない。Google I/OでのAndroidに関する最大のニュースはDonutではなく、今年、多数のAndroidデバイスのリリースが予定されているということだ。ついに全世界で20機種に達するのだ」と話す。

 GoogleはDonutモバイルOSのプレビューに加え、ロックを解除したGoogle Android携帯端末を参加者全員に無償配布した。カンファレンスには3500人余りの開発者が参加した。

原文へのリンク

Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.

Special

FEATURES


仕事に役立つAndroidアプリはここでチェック!「仕事アプリナビ」
日々の仕事をサポートするAndroidアプリをカテゴリー別に紹介するサイト「仕事アプリナビ」がオープン。


特集:“位置情報連携”で進化する、モバイルサービスの今とこれから
ケータイへの搭載が本格化し始めたGPS機能が、モバイルサービスを新たなフェーズへと向かわせている。ユーザーが肌身離さず持っているケータイに位置情報が連携することでどんな新サービスが生まれ、それが人々の生活をどう変えていくのか。

Special

スマートフォン

「Android」「Windows Mobile」「iPhone」の
最新記事をピックアップ


Apple、iPad 3を3月第1週に披露か
Appleは最新のiPadを3月第1週のイベントで披露する計画という。(ロイター)

契約者数

現在の携帯契約数(1月末)
NTTドコモ 5971万0200
(2in1:30万8000)
au 3447万9000
ソフトバンク 2806万1900
(DN:2万4700)
イー・アクセス 380万0000
(12月末)
携帯累計 1億2605万1100
(イー・アクセス含む)
ウィルコムPHS 435万9200
携帯・PHS累計 1億3041万0300
(イー・アクセス含む)
UQコミュニケーションズ 188万3900

Web閲覧端末数/MNP利用状況

Web閲覧端末数
iモード/spモード 5168万0400
EZweb/ISNET 2816万8100
Yahoo!ケータイ 2152万9000
EMnet 非公開
累計 1億0137万7500
MNP利用状況(差し引き 1月末)
NTTドコモ −9万9300
au 5万3300
ソフトバンクモバイル 4万6000
イー・アクセス 非公開

Pick Up! ホワイトペーパー

  • ビデオ会議はパーソナル・タブレットと相互接続の時代へ
     従来のビデオ会議は、会議と名のつく通り会議室同士だけのために存在していました。 近年、ビデオのマーケットはビジュアルコミュニケーションという大きな括りとなり、パーソナル型やスマートフォン、タブレット端末でも活用されるようになりつつあります。 シスコシ...
  • スマートフォンのセキュリティ対策は本当に必要なのか
     スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの急速な普及に呼応するように、スマートデバイスを標的にしたマルウェアが多数発見されるようになった。だがこうしたマルウェアは脅威ではないと考えるセキュリティ専門家は少なくない。 ユーザー企業は、スマート...
  • “使いやすさ”が大幅に向上! 多様なIT資産を一元管理できる最新クライアント運用管理ツール
     ハードウェア/ソフトウェアのIT資産管理(Mac OSやLinux OSにも対応)、操作ログ管理、セキュリティポリシーの運用、クライアントのリモートメンテナンスなどを支援し、USBデバイスやネットワーク機器なども一元管理できる「SKYSEA Client View」。 同製品に搭載する各...
  • 技術者が見せる。Google Appsでの開発・実装例
     これまでにGBSに寄せられたグループウェア選択の際のお客様の注目点、ご要望から浮かびあがる2つのポイント「ワークフロー」「データ連携」。 Googles Apps(TM)は、これらにどのように応え、改善を実現したのか? 外部サービスの利用を最小限に絞り、Google Apps機能...
  • スマートフォン/タブレットの業務利用の新提案。簡単な設定で外出先から社内データベース照会が可能に。
     スマートフォンの業務活用方法としては、メールやグループウェアなどが一般的だが、販売・生産・経理などの社内の各システムの既存データベースを自由に社外から活用できる仕組みは多くはない。 Business4Mobileは、ツールの簡単な設定だけで、iPhone、iPad、Androidな...
  • イグアスが提供する災害・障害対策&スマートフォンソリューション
     「災害対策、『きちんと』ご対応済みですか?」◇IBMiの二重化によりダウンタイムを最小限に抑えるHAソリューション◇IBMiの遠隔へのバックアップを低コストで実現する災害対策ソリューション◇Windowsの二重化でダウンタイムを最小限に抑えるHAソリューション  「昨今...
  • クラウド時代におけるエンドユーザ目線によるWebサイトのパフォーマンス管理の必要性
    今日、顧客やビジネスパートナーとのやり取りをWebベースのアプリケーションインフラに実装している企業は増加している。これまで以上にインフラの階層やコンポーネントが増えるだけでなく、クラウドやCDNなど、データセンター外部のインフラとの連携も考慮すべき対象とな...
  • 自社に最適なグループウェアの選定ポイント
    市場には数多くのグループウェアが存在する。スケジュール管理やWebメール、ワークフローなどさまざまな機能が搭載され、現在ではASP形式で提供されたり、携帯電話/iPhoneなどのスマートフォンからもアクセス可能になるなど、その提供形態や利用シーンも多岐にわたる。企...
  • 安否確認、スマートフォン対応、変化し続けるユーザーニーズを解決する情報基盤とは?
     TechTargetジャパンの読者調査によると、企業における情報共有ツール利用の条件として、「エンドユーザーが使いやすい」「運用コストが安い」などが多く挙がった。前者の解決には、豊富が機能なのことはもちろんのこと、それらがユーザーにとって分かりやすい画面構成で...
  • 今すぐできる認証強化
     オンラインサービスの提供や、事業継続およびビジネス推進を目的としたリモートアクセスの提供が増加するなか、不正アクセスによる情報や金銭詐取が相次いで発生しており、認証強化が重要な課題となっている。 しかし、常に課題になるのは、セキュリティ強化と利便性の...