グループ名 | 2009年5月純増数 | 累計(携帯シェア) |
---|---|---|
NTTドコモ | 6万1700 2in1:−1万2300 |
5475万1700(50.6%) 2in1:44万500 |
KDDI | 5万1900 | 3095万2200(28.6%) |
ソフトバンクモバイル | 10万5000 ダブルナンバー:1100 |
2084万3300(19.3%) ダブルナンバー:1万7700 |
イー・モバイル | 6万7700 | 158万0700(1.5%) |
携帯総計 | 28万6300 | 1億812万7900 |
電気通信事業者協会(TCA)が6月5日、2009年5月末の携帯・PHS契約数を発表した。携帯電話は28万6300件、PHSは7000の純増で、携帯・PHSの累計契約数は1億1268万7700となった。
各キャリアごとの純増数を見ると、10万5000契約を獲得したソフトバンクモバイルがトップで、連続25カ月首位を守った。2位は6万7700契約のイー・モバイルで、6万1700契約のドコモがこれに続く。KDDIは5万1900契約と僅差ながら4位となった。
唯一、二桁の純増を獲得したソフトバンクモバイルは「料金・ネットワーク、端末の総合力が評価されたことと、iPhoneをはじめとする各種キャンペーンが好評なことが純増につながった」と分析。KDDIは「6月以降の夏モデルの投入効果に期待する」としている。
ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルはすでに夏モデルを発表しており、6月から新機種ラッシュが始まる。夏モデルの魅力で、どれくらい契約数を上積みできるかが、各キャリアの腕の見せどころになりそうだ。
MNP利用状況 | 差し引き |
---|---|
NTTドコモ | −2万 |
KDDI | 2100 |
ソフトバンクモバイル | 1万7900 |
イー・モバイル | 0 |
番号ポータビリティは、ソフトバンクモバイルが1万7900、KDDIが2100の転入超となった。ドコモは−2万の転出超過で、イー・モバイルは差し引き0だった。
転出超過となったNTTドコモは、「前年同月は6万の転出超過で、(2万にとどめた)現在は回復基調にある」と説明。5月は解約率が過去最低水準で推移するなど、明るい面もあったと強調した。なお、ドコモの3Gの累計契約数は、5月末で4993万6400に達し、5000万契約突破が間近にせまっている。
グループ名 | 2009年5月純増 | 累計 |
---|---|---|
ウィルコム | 7000 | 455万9800 |
PHS総計 | 7000 | 455万9800 |
ウィルコムの契約数は1万5100の純増で、7000契約を獲得したPHSが純増に転じた。PHSはコンシューマーの音声セグメントが好調で、「各種キャンペーンの後押しもあって順調に契約数を伸ばした」(ウィルコム広報)という。8100がドコモのFOMA回線を利用した「WILLCOM CORE 3G」は8100契約を獲得している。
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