ソフトバンクが再び純増1位に――8月契約数

» 2009年09月07日 15時43分 公開
[山田祐介,ITmedia]
グループ名 2009年8月純増数 累計
NTTドコモ 11万2900
 2in1:−2600
5512万500
 2in1:43万8200
KDDI 7万7800 3113万400
ソフトバンクモバイル 11万5100
 ダブルナンバー:1800
2120万8900
 ダブルナンバー:2万3800
イー・モバイル 6万1100 180万9500
携帯総計 36万6900 1億926万9300

 電気通信事業者協会(TCA)は9月7日、2009年8月の携帯電話・PHS契約数を発表した。8月の結果は夏モデルが出そろい商戦が激化した7月から転じ、全体的に純増の伸びが減った。携帯4キャリアの純増数は36万6900で、契約数の総計は1億926万9300となった。

 7月にNTTドコモに純増トップの座を明け渡したソフトバンクモバイルだが、8月の純増数は11万5100を記録し、再び首位となった。同社広報部によれば、7月と同様に「『iPhone 3GS』と『Photo Vision HW001』が好調」だという。一方、MNP(番号ポータビリティ)の差し引きは、7月が+9200と多かったのに対し、8月は+2000にまで減っている。

 NTTドコモの純増数は11万2900。7月の14万3600に対して伸びが鈍ったが、「夏モデルに加えデータ通信も引き続き好調。昨年8月の純増数8万4400と比較しても、堅調に推移している」(ドコモ広報)という。MNPの差し引きは−9800の転出超過となった。

※初出時、本文中のNTTドコモの純増数が11万9200と記載されていましたが、正しくは11万2900です。お詫びして訂正します

 KDDIは純増数が7万7800と、7月の5万6600から純増数を伸ばした。同社は8月10日から月額390円で指定した3人と通話し放題になる「指定通話定額」や、パケット通信が月額390〜4410円の2段階定額制となる「ダブル定額スーパーライト」を導入しており、こうした新料金プランが純増数の増加を後押ししているという。

 イー・モバイルの純増数は6万1100で、MNPの差し引きは−200の転出超過となった。7月の純増数7万6100からさらに純増数が減少しているが、「主力となっているデータ通信の契約は、年末にかけて純増が増加する傾向があるほか、引っ越しの多い3月なども販売が好調になる。地下鉄のエリア化も進めており、こうした施策が今後の純増数増加に繋がることを期待している」(イー・モバイル広報)という。


photo 純増数の推移
photo 純増シェアの推移
MNP利用状況 差し引き
NTTドコモ −9800
KDDI 8000
ソフトバンクモバイル 2000
イー・モバイル −200

 MNPの利用状況は、KDDIが+8000、ソフトバンクモバイルが+2000の転入超過を記録し、ドコモが−9800、イー・モバイルが−200の転出超過となった。KDDIが7月に続き、転入超過数を伸ばしたが、これに関しても新料金プランの導入が影響していると同社広報は見ている。


photo MNPの利用状況
  2009年8月純増 累計
・システム別
NTTドコモ(W-CDMA) 36万7600 5097万300
NTTドコモ(PDC) −25万4800 415万200
au(CDMA2000 1x) 8万3900 3084万2200
au(cdmaOne) −6100 28万8200
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) 29万8200 2000万8600
ソフトバンクモバイル(PDC) −18万3100 120万300
イー・モバイル(W-CDMA) 6万1100 180万9500
合計 36万6900 1億926万9300
・プリペイド契約
NTTドコモ −200 3万7400
au −6100 40万4800
ソフトバンクモバイル −1万7500 97万8900
イー・モバイル 8100 4万4900
合計 −1万5700 146万6000
・通信モジュール
NTTドコモ 3100 152万100
au(モジュール系サービス用回線数) 9900 98万4600
ソフトバンクモバイル 4万8200 14万9500
合計 6万1200 265万4200
・IP接続サービス
iモード(NTTドコモ) 4万2300 4867万9000
EZweb(KDDI) 8万100 2643万1000
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) 2万2800 1671万3800
EMnet(イー・モバイル) −100 5万8200
合計 14万5100 9188万2000

ウィルコムは3万900の純減

ウィルコム 2009年8月純増 累計
PHS −4万500 447万7100
WILLCOM CORE 3G 9700 5万2700
−3万900 452万9800

 ウィルコムは3万900の純減を記録し、7月の純減数7200からさらに契約数が減った。WILLCOM CORE 3Gが9700の純増を記録した一方、PHSは−4万500と大きく純減した。同社広報は「厳しい競争環境の継続」や「お盆休みなどによる新規加入の鈍化」などが影響していると捉えている。


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