Google Nexus Oneの部品コストは174.15ドル――iSuppliが分解調査

» 2010年01月12日 09時31分 公開
[ITmedia]

 Google携帯「Nexus One」はQUALCOMMのSnapdragonチップなど最新の部品を採用しているが、部品コストは推定174.15ドルに抑えられている――米調査会社iSuppliが、分解調査の結果を発表した。

 Nexus OneはGoogleが自社ブランドで直販しているAndroid携帯電話で、製造はHTCが手掛けている。価格は、キャリアとの契約なしの場合が529ドル、T-Mobileとの2年契約付きで179ドル。iSuppliの推定では、同製品の部品コストは174.15ドルになったという。これには製造費やソフトなどの費用は含まれない。

 Nexus Oneの部品コストは以下の通り。

部品 メーカー 備考 価格(ドル)
ベースバンドプロセッサ(Snapdragon) QUALCOMM クアッドバンドGSM/GPRS/EDGE、UMTS、HSDPA、1GHz CPU、600MHzデジタル信号プロセッサ 30.50
メモリ Samsung マルチチップパッケージ(4ギガビットNANDフラッシュ+4ギガビットモバイルDDR DRAM) 20.40
Bluetooth、無線LAN Broadcom 802.11a/b/g/n、Bluetooth V2.1+EDR 8.20
電源管理IC QUALCOMM 2.50
無線モジュール QUALCOMM 2.50
パワーアンプ Skyworksなど 2.20
電源 Texas Instruments 電源管理およびリチウムイオン充電器 1.20
ディスプレイ Samsung 3.7インチAMOLED(アクティブマトリックス方式有機EL) 23.50
タッチスクリーン Synaptics 17.50
その他電機部品 16.30
カメラ 500万画素 12.50
付属microSDカード 4Gバイト 8.50
コネクタ、アンテナなど 7.50
プリント基板 6.60
その他機械部品 6.20
バッテリー 5.25
ユニボディ筐体 2.80
合計 174.15

 最も高額な部品はQUALCOMMの1GHz Snapdragonで30.50ドル。QUALCOMMはほかにも電源管理ICなどを供給しており、Nexus Oneの部品コストの20%を占めている。その次に高額な部品はAMOLEDディスプレイで、23.50ドルとなっている。iSuppliは、Nexus Oneで採用されているSnapdragon、AMOLEDディスプレイ、iPhoneのようなユニボディ筐体は、これまでに登場した携帯電話にも使われていたが、これらすべてが1つの携帯電話に搭載されたことはなかったとしている。

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